2009年にブログ記事千回記念で翻訳したゴードン・ハスケルの
インタビュー内で、彼自身がセカンドソロアルバムをレコード会社によって「新時代のアトランティックという企画に押し込まれて不満」という風な発言しているのがありましたが、その売り出し企画の一端なのか、同名のサンプラー盤が出ていました。
The New Age of Atlantic (1972)(K20024)
アルバムは全11曲。サイド1の3曲目にSitting by the Fireが収録されてます。ハスケル氏の発言では、25組のアーチストと一緒くたにされたというのがありましたが、残りのアーチストは同時発売のIt All Started Here (K20025)に収録されてるブラックコンテンポラリーのオムニバスと合わせた勘定だったのかは不明です。まあ数字的に二枚のサンプラー盤でおおよそ彼の発言と一致するのですが。
様々な試聴盤が70年代には日本でも英国や米国でも発売されていましたが、クリムゾン関連だとアイランドから出されたナイス・イナフ・トゥ・イートが有名ですよね。このアルバムも他と同じ様に廉価盤で出されたようで、価格は99ペンス。当時話題だったバンドも収録されていたのも手伝ってか、英国アルバムチャートで25位を記録しています。