ぷろぐれ者がゆく！

2012年の今年一月、マイケル・ジャイルズがキングクリムゾンやマクドナルド・アンド・ジャイルズ後にセッションで参加した　THE MIKE MORTON CONGREGATION - NON STOP TOP 20 VOLUME THREE (1971)　を当ブログでご紹介しました。

今回はその際に不明としていた第一作と二作目の詳細が判明したので、個々にご紹介をさせていただきます。

THE MIKE MORTON CONGREGATION - NONSTOP TOP 20 (1971)
PLEXIUM (PXMS 1001)

1971年2月発売。(EXTRA chart 最高11位)
レコードナンバーが1001というだけあって、独自レーベルの最初の作品なのでしょうか。
裏面には英文で「エキサイティングなヒットチャートトップ曲カバーの数々、パーティ等でお楽しみください。近々第二弾もでます。」という感じの紹介文が購入を促しています。


SIDE ONE
1, ANOTHER DAY
2, TIME FOR WINNING
3, ROSE GARDEN
4, IT'S IMPOSSIBLE
5, WHO PUT THE LIGHT OUT
6, CRACKLIN' ROSIE
7, FUNNY, FUNNY
8, PUSHBIKE SONG
9, EVERYTHING'S TUESDAY
10, RESURRECTION SHUFFLE

SIDE TWO
1, MY SWEET LORD
2, SWEET CAROLINE
3, BABY, I WON'T LET YOU DOWN
4, I WILL DRINK THE WINE
5, WE'VE ONLY JUST BEGUN
6, SNOWBIRD
7, HEAVY MAKES YOU HAPPY
8, THAT SAME OLD FEELING
9, HOT LOVE
10, LAS VEGAS


演奏者クレジットは二作目や三作目とほぼ一緒なのですが、本作の方がちょっとばかりメンバーが多めです。

THE MIKE MORTON CONGREGATION

GEORGE CHISHOLM : Trumpet
JEANIE DEE : Lead and Backing Vocals
HARRY FRIAR : Bass
NORMAN FRIPP : Trombone
MIKE GILES : Drums, Percussion
MARTIN JAY : Lead Vocals, Guitar
BARBARA KAY : Lead and Backing Vocals
PAT MARSHALL : All Saxes, Backing Vocals
NICKY NORTH : Lead Vocal, Piano, Organ
GEORGE PATERSON : Backing Vocals, Trumpet
BOB SCRAGG : Trombone
VERDI STUART : Lead Vocal, Trumpet
SHARON WINTERS : Lead and Backing Vocals

Producer: MIKE MORTON
Front Cover Design: JENNI HYAM
Engineer: ROGER WILKINSON
Tape Operator: ALAN GRANDY

60年代のトレンドセッターズ時代に数多くのバックメンとしてのキャリアのあるジャイルズ先生だけにキレのあるプレイで当時のヒットソングカバーをこなしています。ただし、バンド名のリーダー、マイク・モートン本人は本作で何もプレイヤークレジットが無いというフシギな作品でもあります。第二作目ではギターでクレジットされている為ここらへんにどのような事情があるのかは定かではありません。情報源も無いですしねｗ　引き続き、次の記事でVOLUME2もご紹介しますので、合わせてご覧ください。
古いアルバムですが、今でも海外のebayやGEMM等で入手可能。送料が欧州からですと日本円で1200円前後掛かるので購入ご検討の際にご注意を。



余談：
レーベル番号で本作と第二弾の間にあたる1002番の作品はNon Stop Rock-N-Roll20にあたりますが、どうやらこれもジャイルズ先生が参加しているようで、翌72年に欧州盤も発売されていたようです。このアルバムのみ現在AMAZONでダウンロード可能ですが、ネット配信だけなので現在パスしてます。