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Apr 17, 2012
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さてメル・コリンズ名義のLPである。名前がドドーンと出ているし、アルバムジャケットにもくどい位名前が連記してあるので、ソロアルバムか?と思っちゃいそうです。

Saxophone Ballads - Mel Collins (Coloursound Library CS72)
mel f.jpg

この作品を出しているレコード会社は、まだ統一前の西ドイツのカラーサウンド・ライブラリーというところ。様々な演奏家にスポットをあてたシリーズの中にメル・コリンズで一枚丸々作ったという作品になるのでしょうね。つまりメルが主体的にソロアルバムを作ったわけじゃ無いのであろうと考えられるわけです。
こちらはジャケット裏面。
mel b.jpg
プロデュースと作曲+アレンジでは、ブラニスラヴ・ズィブコヴィッチという作編曲家が中心になっており、そこにメルによるソロプレイが全編通して展開されています。
mel a.jpg
A面3と6、B面2がトラッドのアレンジで、他は全てズィブコヴィッチ氏の作曲。
mel b.jpg
LPのA面B面共に冒頭曲はドラムスを含む生演奏がありますが、他の曲はちょうどデジタル機器が業界に普及しきった時期だけに、打ち込み部分も多々あります。ここら辺いかにも80年代後半という音です。当時の音つくりでよくあったエキサイターを過分にかけまくった音色で逆に時代性がモロに感じられてしまいます。

クレジットはメル以外の演奏者は、超変則ギタリストで知られるエイドリアン・レッグが記されてるのみで、他の演奏者は不明。レコーディングスタジオはロンドンJ.A.M. Recording Limited。
mel cre.jpg
Saxophone : Mel Collins
Guitar : Adrian Legg
Arranged, Produced By Branimir Živković
Sound Engineer : John Etchells
Coverpainting : Waltraud Greffenius

音が年代的にもメルが参加したニック・メイスンとリック・フェンが出したProfilesに感じが似てるようにも個人的に思えます。
出された年代に?マークを付記しているのは、作品の正確な発表年度が判らない為ですが、このLPを販売していたフランスはパリの販売店では1985年と適当に付けて説明してただけにややこしい。で、ちょいとこのシリーズの他作品レコードナンバーから推定してみたところ、87年か88年のどちらかになると思われます。
(※2015年3月18日追記、レーベルのレコード通し番号から1987年発売と確定致しました。)

PCにレコードから取り込んで携帯プレイヤーに入れておいて自室のオーディオに繋いで度々聞き込んでいます。メルの華やかなプレイの数々が思う存分堪能できる作品ですので、彼のファンにとっては面白い一枚と言えるでしょうね。ちなみにギターのレッグ氏は全編弾いているわけではなく数曲のみで独特な音が判ります。その変則チューンやチョーキング等で普通のギターからまるでスチールギター顔負けの妙なサウンドを響かせています。


■2015/10/6追記
プロデューサーのBranimir Živković氏は、クロアチア人作曲家/鍵盤奏者/フルート奏者/音楽プロデューサーで、この当時ライブラリー音楽作品を数多く手掛けた人物だったようです。





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Last updated  Oct 6, 2015 01:08:35 PM
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