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テーマ:ゴードン・ハスケル(164)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
6年前の2006年に当ブログで取り上げた「いかすぜジャック!ツイスト決定盤(1977)」。だが当時はデジカメでジャケットを撮影して載せなかった。何でかといえば面倒だったからで、今となっては後の祭り。
後に山口百恵のロンドンセッションへ参加したバンドJOEでのゴードンの活動を取り上げた際についでにジャケット画像を載せましたが、これもちょいと不親切でしたね。英題で今回改めて取り上げたのは、今更気が付いたことがあったからなのです。少々お付き合いくださいまし。 今日たまたまPCへこのLPから音声を取り込んでた際、何気に帯を取り外してみたところ、 帯に隠れた部分にちゃんと制作クレジットが載ってました。 The Golden Twist Party - Graffiti-House Band (1977) (TEICHIKU UPS-665-V) Produced by Jim Russell / Hiroshi Kato Engineered by David Hutchings / Vic Maile Recorded at Jackson Recording Studio England プロデュースにはジム・ラッセルと加藤ヒロシ両氏の名前。Jacksonスタジオは山口百恵のロンドンセッションでリズムトラック録りが行われた場所。エンジニアのVic Maileは、山口百恵のアルバムGOLDEN FLIGHTでも現地エンジニアとしてクレジットされていた人です。 クレジットはこれだけ。ただゴードン・ハスケルのサードアルバムに収録されている参加作品一覧表でも本アルバムは英題で取り上げられています(大昔のロッキンFでのクリムゾン特集でも紹介されてはいました)。 録音時期などの詳細は不明ですが、参加ミュージシャンが被ってる可能性は大だと想像できます。そう思って聴くと、女性コーラスがそこはかとなくクレア・ハミルの声質に似てる様にも感じられます。 レーベルはOVERSEAS RECORD。英国本国でも発売されたという話は知りません。もしかしたら出たのかもしれませんが、どーなんでしょう? サイドA2曲目のツイスト77(英題は、Tornado Twist)のみ加藤氏オリジナル曲。 他は全てツイストナンバーのカバーです。改めて聴きなおすととても録音状態がいい作品だと見直しました。ソウルフルに歌うゴードン・ハスケルというのも珍しい。時代的にはゴードンがフリップらと学生バンドを組んだ時期1960-64年に流行った曲ばかりです。 Graffiti-House Band (JOE) Hiroshi Kato - Guitar, Backing Vocals Gordon Haskell - Bass, Lead Vocals Jim Russell - Drums Female Chorus - ? Saxes - ? Keyboards - ? 参加クレジットが無い為、他のメンツの顔ぶれは現時点で不明です。これから判明する可能性もほとんどありませんがw ■2015年3月14日追記■ ゴードン・ハスケル氏との往復メールで山口百恵さんのGOLDEN FLIGHTと本作の参加演奏者はほぼ同じ顔ぶれだったと思うとの返信がありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 29, 2015 12:57:46 PM
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