1960年代にマイケルとピーターのジャイルズ兄弟がキング・クリムゾン参加以前にレコーディングした音源の数々が紆余曲折の末にCD発売されて久しいですが、一部盤起こしの音源もあると以前も
取り上げました。
こちらはもうお手にしたファンも多いかもしれないですね。
上記音源のダウランズ部分を補完できるものが、リマスターされCDとして1998年にでたThe DowlandのCD ALL MY LOVING。こちらも以前取り上げた際に5000円以上の高値でしたが、最近はすっかり値段も落ち着いて手に入りやすくなってます。英国の当時活躍したプロデューサー、ジョー・ミークの音源としても貴重。ジャイルズ兄弟の参加した楽曲も当然リマスター収録されています。
以前紹介時には、レコーディング参加状況が不明確でしたが、後にジャイルズ兄弟のCDが出たことで参加が確定しました。
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The Dowlands - All My Loving (CD)
もうひとつ、1960年代というとゴードン・ハスケルが初めてレコーディングに関わったバンド、Les Fleur De Lys がありますが、こちらも最初に紹介した以降に音源集 Reflections のCDの
リイシューがあり現在入手しやすくなっています。
このバンドが様々なアーチストのバックメンを務める中で、
シャロン・タンディや
ジョン・ブロムリー等に関わりましたが、その全てがReflectionsではカバーされていなかったり、盤起こしだったのもある為、以下二枚のリマスター音源CDがその補完の役割を果たします。
おまけ
たびたび書いてましたが、フリップとハスケルが学生時代に組んでいたThe League of Gentlemenは、当時レコードを出してなかったので、フリップ氏らも復刻音源で出すことが無いのでしょうね。同名だけど全く別人バンドのシングル二枚が今も市場にたまに出ていますが、サックスがフューチャーされた無関係の音源なので、入手に大金を払う必要性は無いでしょうね。