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テーマ:キングクリムゾン(654)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
1960年代初頭から歌手活動を続けるダフィ・パワーの2006年に出たCD2枚組レア音源集。1965年から1971年、1991年から2002年といった彼のレコーディング・セッションから構成されている。John McLaughlin, Jack Bruce, Ginger Bakerらとのセッションやツアーで共演したアージェントのプロデュースによるAlexis Kornerらとのセッション、そして1970年のKeith Tippett Sextet他聴き所盛りだくさんな全33曲が収録されている。
Duffy Power - Vampers and Champers (2006) 2CD rpm records RPM D 320 front back CDにはダフィの活動やセッションにまつわるたくさんの情報が記載されているが、キース・ティペット・セクステットがセッションしたのはDisk2の8-10の三曲。 プロデュースはダフィ自身だが、アレンジがニック・エヴァンス。 参加メンバーの担当した楽器は以下の通りとなっている。 各曲さほど長い曲ではないのだが、ダフィのイメージからするとかなりソフトな楽曲で、彼のイメージになってるゴリゴリのブルースという展開ではない。9曲目のHolidayとかのマーク・チャリグのソロは、キング・クリムゾンのREDにおけるコルネットのソロを思い起こさせる乾いたトーン。キースが手がけたジュリー・ドリスコールのアルバム1969に近い感覚。やはりお蔵入り音源だけあって詰めきっていない印象が少しあります。それでも発表してくれただけありがたいことです。このCDも廃盤になってしまっている為、楽天市場では既に発売してなかったのですが、輸入盤を扱っている販売店で入手できると思います。もちろん海外のGEMMなどを当たれば充分に在庫があるでしょう。 Keith Tippett Sextetというグループ名は、キースが本名のTippettsからSを抜いた芸名にするきっかけとなったのは知る方もいらっしゃるでしょう。例えばKeith Tippetts's Sextetと書くとSが3つも続いてしまう為、自分の苗字をちょっといじくった訳です。結婚したJulie Driscollが苗字を変えてその後はJulie TippettsとS付きで名乗っているのですから面白いですね♪ 過去に取り上げたダフィ・パワー関連記事 Duffy Power / Duffy Power (1972) http://plaza.rakuten.co.jp/chop100/diary/200902140000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 8, 2012 10:48:31 PM
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