元Flashのベーシストのレイ・ベネットが2001年に出した秘蔵音源集。フラッシュからその後の彼の活動で未公開だったセッションが詰め込まれている。
RAY BENNETT - Angels & Ghosts (2001)
1曲目がフラッシュの未発表トラックで、2曲目はフラッシュが崩壊しピーター・バンクスが抜けた後に元Flaming Youthのゴードン・スミスがギターで参加したレアトラック。
で、3曲目と4曲目にピーター・バンクスがエンパイアを組む以前のセッションが納められており、Andrew McCullochが参加してます。
3曲目のクレジット
4曲目
CDでのクレジットでは、可哀想にもMcCullockと書かれちゃっておりますw McCullochなのに。。。
アンディのドラミングは、同じ頃に録音されトランス・アトランティックからでたGuitar Workshop Volume Twoでの演奏と似通っています。このセッションの後、アンディはEMPIREには参加して無い様なのですが、たった2曲とはいえどもこの時期の音源の存在が確認できるだけでも貴重なCD。時期的にアンディはこの後に
Dunacn Mackay / Score (1977) に参加と言う流れになるのでしょう。彼が何故バンクスのバンドから離れたのかは判りませんが、ほとんど当時の活動記録が無いことからもバンドとして流動的で不安定な状況にあったのかもしれません。
CDは5曲目以降89年から後の音源が続き、14トラック目に77年のラジオインタビュー、15トラック目に73年のフラッシュの様々なコラージュが繋ぎ合わされた奇妙な音源が収められています。
レイ・ベネットさんのサイト
http://www.bennettmusic.com/
楽天では現在品切れですが、他の輸入盤店で手に入ると思います。