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テーマ:キングクリムゾン(654)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
1990年代にちょいちょいマイナー作品に名前の出てくるピーター・ジャイルズ氏。普段の仕事がどのようなモノなのかはわかりませんが、50年代末からの音楽仲間と90年代にクラブなどで演奏している画像なんかがトレンドセッターズ他でバンドメイトだったアル・カートリーさんのサイトでも見ることが可能で、ベースを抱えてるピーターが確認できます。
1990年代にピーターの名前があるTodd Dillinghamのいくつかの作品には「エンジニア」としてクレジットがされています。1960年代初頭にバックを務めていたダウランズからVOXのテレコを譲り受けて以来、ピーターは宅録の腕を磨き、その成果が後年未発表曲集ザ・ブロンデスベリー・テープスなどで確認できますが、確かに質素な機械でも録り方一つで結構な作品が作れることを実証してましたね。 前置きが長くなりましたが、その90年代半ばにピーター・ジャイルズがレコーディングエンジニアとして制作に関わった一枚。なんと10インチレコードです。今の時代珍しいですね。 YUKIO YUNG - GOODBYE PORK PIE BRAIN (1995) Pink Lemon Records JAR 008 front back Credit 上記のジャケットは袋になっておらず、厚紙を折りたたんだ形状です。コストカットの一環でしょうか?そしてレコードはカラーレコード。しかも10インチ。CD全盛の時代になぜレコードに拘ったのか理由はわかりません。 ジャケットの裏表には何も書かれていないため、レコード外袋貼られたステッカーにアーチスト名とタイトル、それと次作の予告が書かれています。 演奏者クレジットにはドラマーとして元キャメルのアンディ・ワード。1曲目が割とポップで直球なロックナンバーかと思いきや、やはり全篇通して聴くと変拍子が顔を出してきたりも。 1990年代と言うとデジタルの録音機器もローコスト化し、宅録がドンドンやりやすくなっていく時期。ドラム以外の多重録音はこのレコードの名義人であるユキオ・ヤン氏が歌と演奏を重ねているのでしょう。しかしなぜCDではダメだったのでしょう? このレコードの一部曲でギターを弾いているTodd Dillinghamの作品にしても、やはりレコードで出されています。しかも2枚組みとかありますからね。どんだけレコードLoveなんだとw ラベル部分を見ると判りますが、聴いたこともないレコードレーベルです。自主制作? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 3, 2012 10:52:14 PM
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