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テーマ:キングクリムゾン(655)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
何を今更20年前のCDで? いえいえ、ただ思い出しただけですw
正式名称は King Biscuit Flower Hour Presents Greg Lake in Concert (1981) 海外じゃ95年にCDで出たようですが、日本では96年発売。 70年代ELPの在籍当時のグレッグは、キング・クリムゾン楽曲についてはライブでエピタフのさわりだけちょろっと歌う程度で、実際きっちりバンドで取り上げることはなかったのでしたよね? 70年代には様々なクリムゾン関連海賊盤LPレコードもあるにはあったのですが、オリジナルメンバーのライブ音源は70年代終わり頃まで市場にも出てこなかったので、グレッグが唄うクリムゾンナンバーのライブ音源は、今より全然聴く機会が無かったのです。ほんとにw 渇望してました。 キースもライブでナイスのロンドは演りましたが、さすがに他のはほとんどやってないはず。グレッグのあの性格ですから、「前のバンドの曲なんかオレに弾かせんじゃねーよ」とか文句いいそうですしw ファンとしてみりゃ、オリジナルを唄ってたグレッグレイクによる宮殿ナンバーを今一度聞いてみたいと、そういう思いがあった時期でもありました。 81年に登場した復活グレッグ・レイクのライブ音声は、その話題性もありあっという間に世界のマニアに拡散したんでしょうね。ネットが一般化する14年も前ですから、当然カバンに詰めてでしょうけれどw 私も当時某レコード店で聞きました。嬉々として持ち込まれた音源を囲んで、いざ宮殿でグレッグが唄いだすと店の店員や客が、うぉーって唸りましたものですw 西新宿で同じ内容のがLP3枚組で売られていたそうな。買ってはいませんでしたがw いや、店で聞いたのがブートだったのかな?もう記憶も定かではありません。今になって思い出したくらいですから。 その後、グレッグも長くソロ活動をしておりますから、今となっちゃその時の感動は中々思い出せなくなってますが、それでもこのCDが96年に日本盤で出た時はやはり買ってしまいましたw 前出の海賊盤と同じなのか、それとも別なのかはちょっと今判りません。グレッグの復活ソロライブの最初はレディングフェスでしたが、このCDはハマースミスオデオンでのコンサート収録(ラジオ放送用音声)。 ライナー読み返すと、このライブ当時ゲイリー・ムーアも契約問題で苦労してたのだなぁと感じます。同じプロモーションに属していたグレッグのバンドで活動という裏技で苦境を乗り切っちゃう。本人の思いはどうだったかうかがい知れませんが。結果、スタジオのみならずライブ作品としても偉大な共演が残されたのは嬉しい事ですね。 演奏の質がクリムゾンと違うとか贅沢言っちゃいけません。グレッグが往年の名曲を遂に復活させ、それに観客が狂喜。ニューウェーブが蔓延る81年といえどもグレッグの歌う宮殿はやはり時代を超えてグレートな存在感。いや肉体じゃなく声がw 最近のグレッグの活動は、往年の名曲を次々と唄うスタイルで、このCDの価値とか考えもしてこなかったのですが、改めて手に取ると色んな思い出がグダグダになりつつも湧いてきたので、今回取り上げました。 毎度のダラダラ長文に最後までお付き合い頂きありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 20, 2015 10:05:37 PM
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