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カテゴリ:プログレッシヴ・ロック
今回の BS-TBS『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』
「エマーソン・レイク・アンド・パーマー タルカス」 皆さまはどのようにごらんになられたでしょうか? 70年代にELPをリアルタイムで聞いていた世代の方、その後の再結成で聴かれた方など立場はそれぞれ彼らの音に触れた入口も人それぞれだったでしょうね。毎回、番組では関係者への取材が細かく行われている点もこの番組の魅力です。 タルカス制作時のメンバー間の裏話の多くは熱心なファンにとって既に知られている話も多かったですが、カールや関係者の話す話はこれまでの記事とは違い、リアリティをもってその背景を教えてくれました。 元ELPファンクラブ会長様のお話ではキースを偲ぶ会やグレッグを偲ぶ会でお馴染みのスタッフたちが番組に登場していたようです。彼ら3人の結びつきは単なる友情やバンド仲間の範疇を超えた関係性だったとも。グレッグが末期がんと闘いながらもキースを最期まで思いやってた関係などはとても深いものがあったのでしょうね。キースが亡くなった際にグレッグの率直発言に怒っておられたファンもいましたが、それは裏を返せばグレッグがとてもつらい気持ちでいた事の表れだったとも言えるのでしょう。彼はキースの病状の悪化を知っていたのです。(その過程の詳しい話は勝手ながら割愛します) キースの自伝が番組作りでも大きな役目を果たしたようですが、番組中ほんの「一点だけ」事実と違う点もあるとご指摘を受けました。キース自伝でもデヴィッド・オリストのナイスからの解雇は、ドラッグ問題と書かれており、番組でもそう語られましたが、実際はそうではないそうです。事はあくまでもナイスをエマーソンバンドにする過程での解任だった様で、その点はデヴィッド・オリスト氏の名誉の為にもここに書き記しておきたいと思います。スティーヴ・ハウが後任としてナイスとセッションしてその危うさを感じ取りナイスへの参加を断ったのもエマーソンバンド化するナイスへの入るのは得策ではないと感じ取ったからなのでしょうとご指摘をうけました。 キースが自殺した後、キースを偲んで会長とデイビー・オリストはお墓参りをされたそうです。お墓のキースとたくさん話したデイビーはその後いったそうです。 「いまやっと幸せになれたとキースが言ってたよ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2018 04:56:24 AM
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