今年7月に発売されてすぐ注文し購入したのですが、取り上げるのが遅くなりました。
21世紀に入ってから結構な数のソロ作品をリリースしているジュディさんですが、今回のアルバムはかなり聴き込むほど気に入っています。過去作品のようにたくさんの大物ゲストがいるというわけではないのですが、全曲楽曲制作に絡んだ上に歌もとても丁寧に感じます(4曲目にパット・マステロットは参加しています)。なんといっても息遣いまで伝わってくるような彼女の表現力の素晴らしい向上。来年70になられるジュディさんですが、いまだ進化し続けてる彼女の貪欲さに感服します。
過去作品での打ち込みが際立った冷たい感触と違い、生楽器の繊細さが全編を覆っている点が個人的には気に入ってます。彼女のファンならもう入手されてる方も多いでしょうね。