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テーマ:キングクリムゾン(655)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
1980年代、急速に活動が日本へ伝わって来なくなってたマイケル・ジャイルズが1984年、制作と演奏で参加したクリスチャン系ロックオペラアルバム。
アルバムはセンチピードなど多くのセッションで活躍したデイブ・マーキーのバンドとしてクレジットされてますが、リアレンジやプロデュースにマーキーと共にジャイルズ先生もクレジットされています。 時代はシンセが大流行したエレポップが溢れる1985年に発売された(レコーディングは前年)だけあって、この作品にも多くのシンセサイザーが使用されています。 ジャイルズはLPのA面、2曲目と3曲目にパーカッションで、B面では3曲目、4曲目でドラムス、5曲目でパーカッション演奏のクレジットがされています。 このアルバムではほかに二名のドラマーもクレジットされており、A3ではツインドラムを彼らが叩いており、ジャイルズ先生はパーカッションのみ。ここら辺の人選はよくわかりません。 80年代に制作されたロックオペラということもあり、全体の印象は軽いポップスという感じ。マイケル・ジャイルズらしさのあるドラミングはほとんど聞えません。ただB5では金属系のパーカションや様々な打撃音を詰め込んでいるのが当時マイケル・ジャイルズがジェイミー・ミューアと交流があった影響に当たるのかな?と想像がつく程度です。 クリスチャン系という事でいくつかの曲で歌をジョン・ペリーという人物が歌っていますが、こちらはベーシストのジョンGペリーではなく、クリフリチャードバンドのコーラスでも知られる元グレープフルーツのSSWの方だろうと思われます。なにせクリスチャン系ロックで仕事の多い人ですからね。 DISCOGSに本作の英国盤は登録されておりませんが、私の所有しているのは英国のWINDOWレコーズのリリースしたLP。(書き上げた後再度調べたら、DISCOGS内で別リリース扱いに分かれて、英国盤も情報が出ておりました。) クリスチャン系のショップでしか流通しなくて情報が余り無いのかもしれません。EbayやDISCOGSなど海外通販で見る限り、北米盤のほうがよく見かけます。ただし妙にお値段が高いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 10, 2018 05:14:35 PM
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