メル・コリンズがキャメルのツアー帯同から離れた辺り、1979年の彼は猛烈な勢いで様々な作品にセッション参加してました。今回のもそんな一枚で、シングル両面でブラスアレンジを施してます。メルの参加作品は70年代後半からダンスミュージックがどどーんと増えていきましたね。当時の英国のヒットソングはパンクとディスコと二極化が激しかったそうですから、セッションマンとしてのメルのお仕事も自然とそうなったのでしょうか。
CASINO - KEEP ON RUNNING / IN THE MIDNIGHT HOUR (20 Jul 1979)
A面はKEEP ON RUNNINGでスペンサー・デイビス・グループの大ヒット曲、
B面はIN THE MIDNIGHT HOURはウィルソン・ピケットのこちらも大ヒットですね。
つまり両面ともカバー曲なのです。メルがアレンジしたブラスセクションの明るくド派手なこと。
果たしてこのシングルは79年にヒットしたんでしょうか?そこら辺はよくわかりませんw