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テーマ:1960年代英国音楽(54)
カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
3月下旬、遂に60年代に活動していた「ザ・ウォリアーズ」の未発表デモ曲集EPが発売されました!
ちなみに今回は、10枚限定のテストプレスを購入したのですが、レコードジャケットがありませんでしたw さすがテストプレスということでしょうか? 本当に白ラベルだけ、なーんにも書かれていません。 届いたときはぎょっとしましたw だって通常盤より割高でしたからねぇ。 で通常のと限定カラーレコードにはこのジャケットがあったようですよ。 現在はカラーレコードも売り切れで、通常盤のみ販売されてるようです。 英国からですとコロナ騒動の渦中だけに到着までどのくらいかかるか見当がつきません。 ディスクユニオンでも英国から取り寄せて販売してるようですが、こちらの到着もどうなるか予想ができないです。 収録曲はこちら SIDE A 1.Too Much 2.Can’t Live It Down 3.Summer Girl SIDE B 1.The Doll House Is Empty 2.Run to Me 3.She's Gone (Instrumental) つまりカラオケ演奏w 4.She's Gone (with vocals) カラオケ演奏に歌をかぶせたもの 元音源がアセテート盤のデモディスクからなので初期のものは保存状態も悪かったのか、A面の三曲は相当ノイズまみれで音もぬけが悪いモノラルでした。おそらくはデビュー前後の頃なんでしょうか? B面はうってかわって音質が劇的に向上しています。キーボードが入っているので、こちらは後期の録音なのでしょう。 イエスやウォリアーズの伝記本を出したDアトキンソンさんの著書によると、ウォリアーズ前のスキッフルバンド時代からデモ録音はしていたようですが、今回のEPにその未発表曲すべてが納められたわけではないこともわかりました。 本レコードのベストテイクはB2のRun to Meだと個人的に思うのですが、実はYOUTUBE上にデモ盤所有者のアップした音源とは明らかに演奏が違います。なぜかと思って伝記本で調べるとこの曲には2種類のデモが存在してたようです。またBサイドにはレコードではなくテープレコーディングのみのデモ曲も入ってるようです。 彼らの正規レコードとしては、1964年に一枚だけリリースされたシングル盤があるのみでしたが、デビュー後約3年半の活動期間がありましたから、それだけ多くのデモ曲も制作されたのでしょうね。 B面はウォーレスのドラムもかなり上達しているので楽しいです。 B3のカラオケバージョンに歌をダビングで乗せたのがB4ですが、明らかにやっつけ仕事でそんなところも面白い記録と思えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 1, 2020 12:50:06 AM
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