昨年秋に亡くなったゴードン・ハスケルが60年代後半に所属したモッズバンド、フラー・デ・リース(FDL)の新たなコンピ盤がでました!
LPでは二枚組、CDだと1枚。ダウンロード販売形式もあります。
以前出されたコンピ盤のように、曲ごとのクレジットはないのですが、デモテイクが数曲今回収録されてます。
12曲目は、ハスケルと同郷トニー・ヘッドのセカンドソロシングルの予定で制作されお蔵入りした音源で、演奏はハスケルらFDLそのものです。
16曲目は、以前のコンピ盤タイトルにもなったFDLとシャロン・タンディによるデモ音源。
24曲目は、FDLのファーストシングル以前に制作されたデモ音源。
22と25曲目は、グラハム・ディーを中心にしたデモ音源。
といったお宝音源がすべてとは言わないまでも収められています。
アルバート・ハモンドの楽曲は、版権の都合上未収録。
ジミ・ヘンドリクスやヴァニラファッジとの幻のセッションは今回も見つからなかったようです。
ライナーには細かく情報が書かれていますが、バンドのドラマーであったキース・ガスター氏のゴードン・ハスケルへの追悼文も泣かせてくれます。
当時のFDLバンド内で、ハスケルは「ルパート」と呼ばれていましたが、カスター氏は今回もそのあだ名を使っていました。
収録されてる写真の多くは、FDLの自伝本に既出でしたが、上記3枚目画像のブリンを含めた5人編成写真は今回初めて公開された画像で私も初めてみました。