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おはようございます。 東日本大震災から一か月過ぎようとしています。 重い、重い一か月です。 正直ブログを続けていくことにも迷いはありましたが こんなことでやめてしまうのはどうにも悔しくって(笑) 4月に入り申し合わせたようにマスコミやTVなどで 復興という言葉が飛び交うようになりました。 でも、そう、人の気持ちは都合よくはいかないのですよ。 実際、被災地ではこの震災がひと月前の出来事と 過去にはまだまだなっていません。 そんなに時間は早く流れていません。 まだあの日のまま止まったままの人も沢山いるはず。 震災は今も進行形です。毎日毎日余震のたびに恐怖との戦いです。 戦争を知らない私達が戦後の瓦礫となったの日本の映像を距離感を持って 見るのと同じようにやはり温度差はあるのかもしれません。 幸いにも私たち家族は被災らしい被災も受けずライフラインも比較的早く整い 日常の生活に戻ることができました。 それでもほんの一キロ先まではあの大津波が押し寄せた跡がありその近くを通る 高速道路が運命の分かれ道というか・・・ 東側は壊滅状態です。 ショパパの趣味で訪れていた漁場はすべてなくなってしまいました。 32年前に宮城沖地震を経験していた私達はそれなりに覚悟は していましたが今回はその想像をはるかに超えたもので今となっては あの宮城沖地震なんてもう赤ん坊のようなものです。 学者さん達は想定外とか1000年に一度とか100年に一度とか 言ってくれちゃっていますが ようするのわかんないならわかんないって潔く言えよ。 震災後、私たち家族は津波の恐怖から逃れるべく 魁ママのお実家の方に一週間ほど避難しました。 そこには魁ジィ、バァの日頃からの人柄を慕って家や職場を失った人たちが 次々に避難してきて総勢20数名超になりました。 その中で大震災から一週間後の3月18日にみーくんが 2歳の誕生日を迎えました。 ライフラインも整わない中で魁バァバの機転で冷蔵庫にあった たい焼きの尾頭付きとちらし寿司にろうそくを立てて みんなにお祝いをしていただきました。
ジュニアもみー君もまだ小さいのでこの大震災のことはどう受け止めているのか 図り知れませんが・・・ 忘れてしまってほしいような・・・覚えていてほしいような・・・複雑な気持ちですが このたいやきの尾頭付きや、雪の中3時間以上も ジュニアもみー君もみんなで頑張ってスーパーに食料を求めて並んだことや いっぱいいっぱい頑張って我慢したことなどはずっとお話していきたいなと 思っています。 世界各国の皆様、全国の皆様暖かいご支援、激励本当にありがとうございます。 もう少し羽を休めたらまた踏ん張っていきます。
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