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2008年08月31日
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カテゴリ:いろんな話題
8月31日。

僕にとっては、小学生時代からの夏休み最後の日として定着しています。
(たまに9月1日が土曜とかで延びることはありますが)

そして、毎度のごとく僕にとっては試練の日。宿題が・・・(ぁ
やってなかったのが悪いんですけどね。ええ。
ただ明日提出の宿題は少ないので、なんとか・・・。
って余裕ぶっこいてると死が待っているような勢いなので早めに全部やっつけます。
も、もちろんすでに大半はやっつけてありますよ!(汗)

明日はいきなり7時間授業です。さすがは高校。中学までとは違う世界だ・・・。
学校が始まると携帯更新の割合が多くなったり更新頻度が落ちてしまうと思います・・・ご了承ください。
(今月は更新履歴みる限りたくさん更新したように見えますが、ほとんどイベントの記録更新ですので実質低いです)

そんな夏休み最後の日。

お待たせしました!(待ってる人はいたんだろうか?)
すっかり遅くなってしまった5000HIT記念企画、マッド伝説番外編を掲載します。
マッドが幼くて、ブルペガがまだハイパーグランプリレーサーだった頃の話です。


マッド伝説番外編1 ある日のジムカーナ

チョロQタウン。決して東京や大阪のような都会ではないが、ブルー・ペガサスにブラック・マリアと有名レーサーが住んでいたりする。もっとも普段はレースで家を空けていたりするが、たまには帰ってゆっくりと過ごす。
これはブルペガ失踪前の、ある日の話。

「マッドよ、ジムカーナにいくぞ!」
故郷に帰ってきているブルペガ。彼には弟が1人(1台)いる。名前はマッドスペシャル。ボンネットにきざまれた不死鳥のマークが特徴的なボディだ。
彼も兄の影響でレースに興味をもっていた。
「え~・・・これからアニメ見ようと思ってたのに・・・」
しかし、まだ興味がある程度。彼はアニメを優先したいようだ。
「アニメより、レースだっ!」
「あああ!引っ張らないで~」
世界最高峰のグランプリ、QWO(チョロQワールドオリンピック)を目指すブルペガはその一歩手前のグランプリ、ハイパーグランプリのレーサーであり、レース馬鹿である。たまに帰ってくると弟を無理矢理ジムカーナかどっかに連れてきて特訓させるのである。もちろん、本人はいやいやである。
そして2人(2台)はジムカーナに到着。2台のガレージの近くにジムカーナはある。近くにあるので「家近いし、遅くまでやっても大丈夫だろう!うん!」ということになり、ブルペガによる特訓の時間はのびる。
「よし、着いた!」
「まったく、兄さんは帰ってくるといつもこうなんだから・・・」
「うるさーい、俺はお前に立派なレーサーになってもらおうとだな!」

「相変わらずだな、ブルー・ペガサスよ!」

2台のケンカ(?)はピタリと止んだ。そして声のしたほう、ジムカーナの入口を見ると・・・。
「うげえ、ブラック・マリア!」
黒いボディに大きなウイングが特徴的なレーサー、ブラック・マリア。彼もブルペガと同じハイパーグランプリのレーサーだ。
「ブラマリさん・・・なんでここに?」
ちなみにマッドも彼とは顔見知りである。
「たまたま近くを通ったら、ブルペガの声がしたもんだからな」
「だからって、わざわざ来るこたねえじゃねえか!」
ブルペガが怒ったような声でそう言った。
「弟の特訓か?」
ブラマリはブルペガとは正反対に、落ち着いた口調で話す。
「そうだよ、悪いかよ」
ブラマリはマッドをちらりと見てから答えた。
「ふむ。見たところその弟はあまり乗り気じゃないようだが?」
「あっはっは、何言ってんだ、俺の弟に限ってそんなことねえよ。なあマッド?」
しかしマッドから飛び出した言葉は・・・。
「さすがブラマリさん!よくわかってる!」
「ほら見ろ!」
「むむむ、クソブラザーめ!」
ご機嫌のブラマリ。お怒りのブルペガ。
「いいかねブルペガ君。レースの練習でももちろんやる気があったほうが実力は伸びるんだよ。今のマッドのいやいや状態じゃ、そうは伸びん!」
「うるさーい!こうなったらジムカーナ勝負だ!マッドの心に、俺のかっこよさを刻み込んでやるぜ!」
「よかろう、かかってこい!」
「順番にジムカーナを走って、タイムの速かった方の勝ちだ!まずは俺からいくぞ!」
ブルペガはすぐにポジションについた。
「兄さん、期待はしてないけどがんばれー。んじゃ、スタート!」
「見てろよマッドォ!」

そしてゴール。
「はあはあ、どうだマッド。かっこよかっただろう」
「うん。パイロンを3本も蹴飛ばすなんて確かにかっこよかったよ」
「はっはっは!」と大笑いするブラマリ。ブルペガの気合は空回りして、パイロンタッチ3本(1本倒すごとにペナルティーとして5秒加算される、つまり3本倒したブルペガは15秒のペナルティー)という悲惨な結果に終わってしまった。これも弟にかっこよく見せようとしてやけにドリフト連発して走っていたからだろう。
「では私の番だ。華麗に勝利をおさめてやろう!」
「ブラマリさん、頑張れー!じゃ、スタート!」

ゴール。さすがにブルペガと同じハイパーグランプリのレーサーと言ったところだろうか、見事な走りだった。もちろんパイロンタッチはなし。そして少し落ち込むブルペガ。
「いいかねブルペガ君、レースはかっこよさだけで勝てるほど甘くはないのだよ」
「ええい、なんだそのむかつくしゃべり方は!わかってるっつの!」
「ちなみに勝負は私の勝ちだ」
「ああああ、ていうかさっさと帰れよ!」
「そうするかな。ではさらばだ!弟をしごきすぎるなよ!」
「うるさーい!!」
叫ぶブルペガを尻目に、ブラマリは満足そうに帰っていった。
「・・・さて、俺たちも帰ろうか兄さん?」
マッドはこれに懲りて今日は特訓なしだろう、と期待してみる。
「バカヤロー、まだ特訓してねえだろ!」
期待は、むなしく崩れ去った。しかしマッドはなんとか反論してみる。
「ええ~・・・さっきブラマリさんに言われたこと・・・」
「わかってるよ!・・・はあ、俺ももっと強くならねえとな。世界一のレーサーになるからには、あいつに勝たねえとな・・・」
その後、ブルペガは何度もジムカーナを走った。マッドは帰らず、ずっとそれを眺めていた。

頑張る兄の姿は、かっこよかった。

あとがきらしきもの
どうも、MAD・WINDです。50000HIT記念として番外編を書きました。
ストーリーがストーリーなのでブルペガがちゃんと登場したのはこれが初めてですね。
この話を見る限りはブルペガの扱いが悪いですが、ちゃんとしたレーサーです。ファンもいます。どうか許してやってください(何を
第8話追加したあたりに登場人物紹介にブルペガとブラマリを追加するつもりです。

今回は番外編“1”となっています。というわけでいずれ2も書くつもりだったりしますw
お楽しみに!しなくて結構ですけど・・・(ぁ
あ、できれば一言でもコメントか掲示板に感想くださると嬉しいです(^^)

さて、明日から学校頑張ってきますかぁ。


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最終更新日  2008年08月31日 21時14分17秒
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