先日、音楽関係の友達と飲みに行った時の話。


昔よく一緒に行ったBARに久しぶりに入って、なぜかヤンバルクイナの話を熱く語ってた時、

聞き覚えのあるＢＧＭが流れてきた。

お店の趣味かな？レコードで流しているので。。。



ビートルズですよ。


友達は、大のビートルズファンなので、
「あ～いつもどおり曲に合わせて鼻歌でも歌いだすな」と思ってたら案の定歌いだして(笑
しかもちゃんと英語でね。


で、彼もプロのミュージシャンですから、マニアックなビートルズの解説をすると思ってたら、




「この曲はベースが最高だね」

の一言。


ん？と思って低音に耳を傾けてみると
ただただ「ぼん、ぼん、ぼん、ぼぼ」の繰り返し。


俺「ん？ベースのどこが？」
彼「フレーズが」

・・・・フレーズ？
この、ぼん、ぼん、ぼん、ぼぼ・・・・が？最高なの？



で、しばらく曲を聴き続けてると、なるほど、この「ただただ」なり続けてる低音が心地よい。

ミュージシャンとして技術を磨き続けると、もっと細かく音を考えたりとか、全体のバランスを考えたりとか、色んな視点が必要としてくるけど、ぱっと人に届く音はもっと単純明快な物だったりするんだな。


こんな話をしながら、HOT LOADのライブでただただ「じゃーんけーん」って叫んでる俺たちの姿、嬉しそうなまなざしで一緒に「じゃーんけーん」と叫んでるお客さんの姿を思い出して、思わず微笑んだ俺様でありました。