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3年ぶりに、山登りに行きました。 長野県と岐阜県の境界にある御嶽山(おんたけさん(標高3067m)へ 岐阜県側の濁河温泉(にごりごおんせん)から、飛騨頂上を経て継子岳(標高2858.9m)、 四ノ池を越えて再び飛騨頂上まで周回する、私の一番お気に入りのコースで登ってきました。 登山口の濁河温泉は、御嶽山の6合目(標高1800m)にある秘境の温泉です。 愛知県にある我家からは、飛騨小坂を通る岐阜県側から入るのが近道なんですが、 細かいカーブの連続する岐阜県側の坂道は運転がチョッと辛いので~ 遠回りでも長野県の木曽福島方面から入るのが、断然楽チンでおススメです 午前2時に自宅を出発して、早朝5時半に濁河温泉に到着 登山口のすぐ手前に、無料の市営駐車場があるのでとても便利です。 登山口から20分ほど歩いたところに仙人滝があります。 冬季は雪の中に結氷してしまうそうです 御嶽山は南北に約3.5kmの広い山頂部を持つ巨大な火山ですが、 山の北側には森林や高山植物、池や滝が多くあり、とても魅力的な山です。 途中、湯の花峠(標高2103m)から摩利支天山(標高2959.2m)を望む 写真では小さくてわかり難いのですが、中央に滝が見えます。 このあたりは、まだまだ森林の中です。 そして、飛騨頂上にある五の池小屋に到着。現在増築工事中 五の池小屋で、うどんとおでんとを注文して、持ってきたで昼食 こ~んな山の上で、お風呂に入れないことを除いて、 平地と全く変わらない生活ができる五の池小屋は、とてもありがたい存在です。 増築で大きくなった山小屋に、来年遊びに来るのが今から楽しみです 五の池小屋の目の前にある五ノ池 もうお花畑は終わってます… 飛騨頂上から継子岳へ向かう途中、四ノ池が見えます。 四ノ池は継子岳を外輪山とする火口湖で、大きな湿原になっています。 継子岳から湧き出た水は湿原の中を小川になって、長野県側の御岳ロープウェイから見える 「幻の大滝」となって長野県側に流れていきます。 この周辺は7月~8月にかけて高山植物のお花畑になるんですよ 平ぺったく尖った石が立っているのが不思議な継子岳へ。 目の前には乗鞍岳が、そのすぐ横には槍ヶ岳と穂高連峰が見えます 反対側には笠ヶ岳も。 なぜか“槍”が見えると嬉しくなる私です~ 継子岳2峰から望む四ノ池と御嶽の峰(ガスで見えませんが…) 写真の左端、窪んでいるところが滝になっています。 継子岳2峰から、四ノ池へ下ります。 この広大さが伝わるとよいのですが… 上から眺めるだけではわからない、四ノ池の本当の魅力はここに来ると実感できます 飛び石で小川を渡ります ほんの数メートル先の、真ん中の窪んだ所にある大きな石の向こうがすぐ崖になっていて、 想像すると身が竦みますね~ この継子岳の火口から、こんなにも豊富な湧き水があふれているなんて…びっくりです いつものように、ここ四ノ池でも“水遊び”しましたが、意外にも小川の水は冷たくなかった ずっと水遊びしてても平気です(笑) 9月のこの時期、お花畑は枯れてしまって一番きれいな時季をとっくに過ぎていますが それでもまだ帰りたくな~い、ずっと此処にいたい~って思えるほど素敵なこの四ノ池は、 私にとってまさに桃源郷なんです 帰りたくな~い、とは言うものの、日帰り登山なので濁河温泉に戻ります。 標高2720mにある御嶽山で一番大きな三ノ池が見えてきました。 周辺にはナナカマドが。赤い実と緑の葉っぱがきれいです。 ここ飛騨側の登山口は=そのまま温泉街なので、下山後すぐに温泉が楽しめるんです。 日帰り登山ですが、今夜は濁河温泉に泊まって、明日帰ります。 今回宿泊したのは「濁河温泉ロッジ」 イタリア料理のお店で修業された息子さんがいらっしゃるそうで、 秘境の温泉地でありながら、お洒落で美味しい和洋折衷の料理に感激。 (いつも山登りのときは“田舎くさい料理”のことが多いので…) 温泉も茶褐色の濃厚なお湯で、とても良い温泉でした。 3年ぶりの登山でしたが、この温泉のお蔭で筋肉痛無しでしたよ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月21日 23時16分53秒
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