ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

しばらく更新が滞っておりました。コメントのお返事も遅れてすみませんー。
春休みで、グアムに行ってましたー。

グアムは、子供が３歳ぐらいのときから、長らく、長らくお世話になった場所。
旅行大好き
海外大好き
の私が

出産をきっかけにフットワークがガクンと落ちて
家の半径数キロの中だけで暮らすことになりました。
ま、それはそれで
長い人生の中のとっても素敵な体験だったわけですが
でも、やっぱり生き方を急に変えるというのはストレスも起こるわけで。
子供がいても無理なく行ける海外。
お休みを長くとらなくても行けて、食事や排泄やお昼寝なんかの対処がしやすい場所。

ってなことで、旅の酸欠状態になったら、グアム。

ブランドものに興味もなく、グルメの食べ歩きをするでもない
無駄遣いを意外としない武蔵野婦人なれば
がんばって貯金を続ければ、なんとか行ける場所、グアム。


いやああ、ほんとにお世話になりました。
今では目隠ししても歩き回れるぐらいまでになりましたよ＞笑

一応、ハワイもあちこち何度か行ったし、仲良しがずっと住んでいたので長期滞在
したことあるのですが、オアフとマウイは相性が悪かったかもー。
ハワイ島はまた行きたいなあ。

それでも
私はハワイもいいけど、マリアナ諸島のチャモロの文化っての
がとってもとっても好きなんです。違うんですよね、ハワイとは。
で、また足を運んでしまうというわけです。

フライト時間が短く、時差もなく、食事のストレスがない（日本語メニューで
日本食だらけ）のは、じいちゃんばあちゃんをつれていく上でも好都合でした。
ほとんどのホテルがオーシャンフロントでプライベートビーチ。
街もコンパクトなので、移動距離が少なくてすむのが何より。
ほんと、たくさんの人たちと行ったグアム。
お世話になりました、ありがとう！

そんなグアムの朝ごはん。



日本統治時代の名残りで、主食はお米がとってもよく食べられています。
ハワイのロコモコともちょっと違う、
見た目はチャーハンのような炒めごはん。
味付けは薄めで、必ず添えられてくるスパムの塩気で
卵と混ぜながら食べるのがチャモロ風。

おしょうゆもちゃんと出てきます。
不思議。


唯一日本と違うのは、量ですね。



朝ごはんにチャーハン、この量。
でもね。
残してもなんでも、なんだかなつかしくてほっとします。
ごはんってえらいなあと思います。
で、
こんなごはんの朝ごはんが普通にファミレスで出てくるチャモロって場所が
私はなんだかとっても好きなんです。

ホテルロード近辺の観光地では、ＴＧＩフライデーとか、
トニーローマみたいなアメリカンな肉料理のお店がいっぱいだし
ラーメンも居酒屋も中華もなんでも（それも日本語メニューで）ある場所だけど
ちょっとロコエリアに入れば
チャモロの人たちが食べる普通のごはんが食べられます。
アメリカと、日本と、チャモロが渾然一体となったような
国籍があるのかないのかわからないけど
日本人である私にはなんだか居心地がいいんです。




子供が１３歳になって
なんだか南の島のリゾートもそろそろ限界という感じになってきて
ちょっともう、しばらくはお休みかなあと思った、８回目のグアム。

老後にまた来るかもしれないなあ、なんて思って帰国しました＞笑
だって、ほら。
こんな夕陽が成田から３時間ちょっとで時差なしで見れるんだもん。



というわけで、しばし旅の余韻のまま
新年度をはじめようと思います！
さて、日常に戻らなくちゃ！！！