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カテゴリ:お肉をおいしく食べる
LAで買ってきたキッチングッズの注射器。
取り出してよくよくながめてみると、なんだかとってもあぶなーい感じです。 だって、針がびんびんにとんがってるんだもんー。 十分人の腕にも刺さるほどの針です。太いからなおさら怖い。 犯罪に使えなくもないぞ。。。。。。。。。 笑 とはいえ、せっかく買ってきたのだからちと試してみましょ。。。。 というわけで、安売りのオージービーフを買ってきてあったので これにおちゅうしゃしてみました。 説明書によると ・チキンの丸焼きにマリネード液 ・ビーフにマリネード液や溶かしバター ・ポテトに溶かしバター なんてのが書いてあります。 クリスマスによく焼くチキンの丸焼きとか、もも肉は塩水にハーブでも入れて 漬け込んでから焼くと、じっくり味がしみた燻製みたいな焼き上がりになってうまい。 つまりは、肉の中にうまい液を流し込んで焼けば ああなるってことかしらん。 今回は、溶かしバターにレモンの絞り汁、ハーブソルトを入れたものを注射器に注入してみました。 さて、お注射 お注射。 ……… うぐぐぐ。 なんか、とてもいけないことをしているような気分になってきます。 ぶち。ぶち。ぷちゅー。ぶち。ぷちゅー。 これは「料理」というカテゴリーの中ではまったく新しい体感だなあ。 うーむ。 で、しみじみ思ったのですが、お肉ってのはそうそう簡単に水分を吸い込むもんではないのですな。 注射器でバターを注入しようと思っても、液体は肉にしみこむ前に 差した穴からプチュっと飛び出してきてしまいます。 看護婦さんの注射のように、じっくり一箇所に1本入れようとつい思ってしまうのですが そんなことはできるわきゃない! という状態になっていくのです。 結局は、あちこちにぶちぶち穴を開けながら、少量のバターを穴に流し込んでるという具合。 こうなると、もう肉は穴だらけです。 ぶちぶちにやみくもに針を突き刺していくことになります。 これがなんとも、いやーな後味を残すわけで。 あたしゃ、レクター教授か。。。。。。。 こう考えると、看護婦さんが注射してるのは ほんとにえらい技術なんですなあ。 しみじみ。 (…って、考えてる時点でなんか不思議な気分に。。。。>だって、私料理中なのに>笑) 結局、注射器で穴をあけられてバターをつめられたお肉のできあがり。 焼いてみました。 安いオージービーフに変わりはなし>笑 やっぱり、マリネード液などを注入して一晩置く、といったひと手間が必要かも。 次回はポテトや鳥のもも肉で試してみます! (もも肉とか丸焼きって、なんだかうまくいきそう。。。。。。) とはいえ、キッチンにまったく不釣合いな注射器の形状と このほんとにいやーな感じを残す使ったときの後味。 絶対にあれこれ妄想したり、いけないことに使おうとする人がいそうな気がする。。。。 なんてことを猟奇的事件が多い最近の日本にいる私は考えるわけで これは日本では根付かないキッチングッズだよなあ。。。。。。 と思って今日の調理は終了です。 日本で売ってるのかなあ。 見たことある? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月06日 07時25分08秒
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