カテゴリ:日常雑感
昨晩と今夜、2日続けての楽しみは
テレビの「里見八犬伝」 昔々、NHKでやっていた人形劇「新八犬伝」以来 八犬伝ファンになったちゅにむは、 その後、本(色々な現代語訳本、さすがに原典読破にはいたっていない) 歌舞伎と楽しんできた。 ちなみに、さもにむの記憶にある、薬師丸ひろ子主演の映画 「里見八犬伝」はタイトルと一部の登場人物の名前を借りた まったく別の物語である。 当然、今回のドラマも楽しみに楽しみにしていた。 ちゅにむ家のテレビは放送するチャンネルの映りが あまりよくないのだが、それでもしっかり録画までしている。 実写としては初のテレビドラマ化だそうだが、昨晩の前編も 楽しめた。主役のタッキーが義経とダブるのはまあしょうがないが、 それでも、よくできている。 犬の字のつく苗字、体にある牡丹の花の形のあざ、 「仁義礼智忠信孝悌」儒教の中の8つの徳を意味する文字の浮き出る 宝玉を持つという共通項のもと、関東各地から集まった個性豊かな 選ばれし戦士、八犬士が、里見家のため敵と戦う、 あ、これは、今の「~戦隊~レンジャー」の原点なんだ、と気づいた。 そーか、ちゅにむのヒーロー好きの原点はここにもあったのか~ さあさあ、いよいよ今夜は8人そろって悪を討つ! わくわく×3 ただ、ひとこと付け加えるとすれば、 今回のドラマが、単なる勧善懲悪ではなく、 恨みや憎しみの連鎖を断ち切り、平和な世を築くための戦い、 という視点で描かれていることに注目している。 「戦いを終わらせるための戦い」 矛盾もあるし、しばしば勝者に都合よく使われてきた言葉であるが、 この視点から、戦いをどう描けるのか、そこを見てみたい。 戦って、勝ってこそ平和がくるという人がいる。 しかし、それは勝者にとっての平和でしかない場合が ほとんどである。 勝者なく、敗者なく、すべての人に平和をもたらすための 戦いとは何か?どうしたらそうなるのか? ドラマを楽しみながら、そんなことにも思いを巡らせてみようと 思う。 さて、そろそろ時間だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月03日 20時52分30秒
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