1月17日
今日、地域の牧師の集まりがあった。 M牧師の長女、Yちゃんは、白血病で数ヶ月入院していた。一時はお父さんでさえ「もうだめか」と思っていたらしい。しかし、この間の土曜日に退院したとのこと。なまものを禁じられていたYちゃんの大好物はおすし。退院のその日、お医者さんの許可をもらっておすし屋さんに行ったそうだ。さび抜きのまぐろのにぎりを半分に切ってもらい「おいしい、おいしい」とほおばるYちゃんの姿にお父さんは涙が出たという。 これからも闘病は続くけど、がんばれ!Yちゃん! 神戸で、あの震災で2人のお子さんを亡くしたお父さんが幼稚園でお話をした、というニュースを見た。「おとうさん、おかあさんと今いっしょにいられることの幸せを知ってください」 親子がいっしょにいる、それは当たり前のこと。でも、それが当たり前でなくなってきているのが、今のわたしたちの国。「美しい国」とはそんな当たり前のことが「当たり前」である国だと思う。 そんなことを思う1月17日だった。