何かにつけて聞くのがこの「少子化」。しかし、前提として考えなければならないのは、「少子化」というキーワードは決して教育業界だけの問題ではないということでしょう。たまたま子どもという言葉から教育に結びつくのですが、「子ども」であればお菓子やゲーム・玩具、洋服などなど、ちょっと考えればいくらでもあります。
で、この少子化対策として様々な方策が考えられ、国にもそれ専用の対策部署もあるようです。その政策の視点はあくまでも「出生後の対策」ばかりのものが目立ちます。きっと国の方策ではなく各自治体でもさまざまな方策をとっているのでしょうが(詳しくは調べていません、ごめんなさい)、出産後だけでなく、出産前にも手をうってくれないだろうか、と思います。というのも、まず産婦人科には保険が適用されない診察や検査が多く、一回通院すると平気で1万円前後いきます。これではいくら子どもが生まれてから医療費が安いといっても、生む前に山ほどお金がかかることを考えれば二の足を踏むでしょう。また、出産費の補助についてもたいてい30万円前後ですが、近年の出産で30万円で収まることはまずないとのこと、昔から法律が変わらないため、据え置きとか。いかに、この部分(出産前)に目が向けられていないか、ではないかと考えます。
最近身の周りで起こることから考えたことでした。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 23, 2006 11:34:10 PM