昨晩放映されたあるクイズ番組を少し見ました(少しというのは帰宅したときには番組の後半だったということ)。クイズは主に慣用句や熟語、時事問題等でしたが、正解できれば抜けられ、正解できなければいつまでも残って答えなければならないというもの。ま、方法はどうでもいいのですが、ここでもいつもの番組編成のように、すぐに抜けれらる人といつまでたっても答えられない人がいます。このクイズはいわば小学生でも分かるものですが、それができない芸能人が数多くおり、それで笑いをとるようなスタイルです。その中には前回も最後まで残っていた、「喝!」の孫も相変わらずいるわけですが、私から見ると「笑えない」。痛々しくて笑えない状態です。
そして、最近話題の未履修問題。この件について当の文部科学大臣は「ちゃんと授業を受けていなかった人との格差が生じるのはよくない」と発言していますが、ちょっと言い方が違うと思います。必修というのは「それができなければ高校卒業とは認めない」というものですから、格差や不平等という問題ではなく、高校を卒業できるだけのものを受けていないということになります。
結局、義務教育というのは受ければそれでよし、となっていますが、そうではなく、最低限できなければならないことを設定するべきだと思います。高校については最低限の必修知識のハードルは高くしてもいいと思うし、学力の足りない学生への「入学前教育」を大学がやるという不均衡な事態を改訂するためにも必修科目の卒業試験を導入してもよいのではないかと思います。ま、話題の補習時間等は正直何でもいいのですが、確かに高校生は何も悪くないと思いますが。
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Last updated
Nov 2, 2006 10:12:46 AM