大学の場合、教員の都合により休講ということがあります。中学校などでは「自習」という措置をとることがあるでしょうが、大学はほとんどないと思います。自分が学生のときは、学校に来て、掲示板で休講の有無を確認してから授業に行っていました(その結果、当日その授業しかないのに急遽「休講」になっていて、すごすご帰ることも・・・)。今は、ポータルサイトやwebが発達していますから、大学に来なくてもわかるケースが多いです、便利ですね。
さて、この休講、学生からみるとありがたいと思う人が多いのかもしれませんが、行政側は微妙です。大学によっては「休講禁止」としている大学もあります。学生は授業料を納めているのですからその対価を払うのは当たり前という発想でしょう。もっともです。というのも授業を休講にする理由は千差万別、「学会参加」やら「公務」というのは建前上セーフかもしれませんが、中には「私用」、もっと凄いと「寝坊」「旅行」なんて理由もあったりするとか。。。休講理由を公表している大学はほとんどないと思いますが、その理由は「公表できないから」かもしれませんね。
今は半期15回と試験の16回の授業開講を文部科学省は「当たり前」としており、日程の確保が難しくなっています。かつ、休講をすれば補講を準備しなければならず、さらにスケジュールはタイトになります。学生にとっては夏休みや春休み期間は大きな時間がありますが、大学行政側は意外に繁忙期だったりします。もうすでに年度末のことを考えることもあり・・・憂鬱です。。。
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Last updated
Sep 16, 2009 12:53:09 AM