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カテゴリ:子育ていろいろ
「プール熱大流行のおそれ」
新聞を読んでいた私の目に飛び込んできた見出し。 これは絶対プリンスがもらってくる そしてきっと私にも移る 一瞬にして確信しました。 問題は水痘やはしかのように1度感染したからといって免疫ができたりはしないこと。 保育園では毎日水遊びしますって言っていたし、いったい何回貰ってくるんだろう??? そのたび私にも移ったら・・・・考えただけでゾッとします・・・ しかもこれ「感染症」に指定されているので、罹ったら一週間くらい登園禁止。 あ~あ、水痘の悪夢がよみがえります プール熱について <プール熱とは> 正式名には「咽頭結膜熱」。 プールの水を介して伝染することがあるため俗称で「プール熱」と呼ばれています。 実際にはプールに入らなくても咳、くしゃみ等から飛沫感染することも少なくありません。 おもに6月頃から増加しはじめ、7~8月に患者数のピークを迎えます。 <原因> 咽頭結膜熱の多くはアデノウイルスの主に2型、3型、7型による感染症です。 最近の傾向として、以前には少なかった7型が増加してきたのが特徴です。 乳幼児の急性気道感染症の10%前後がアデノウイルス感染症といわれています。 アデノウイルスは小児のウイルス感染症としては一般的です。 アデノウイルスの感染は必ず咽頭結膜熱の症状をきたすという訳ではなく、扁桃炎、肺炎などの呼吸器疾患、胃腸炎などの消化器疾患、出血性膀胱炎などの泌尿器疾患から、肝炎、膵炎、脳炎などにいたるまで様々な臨床症状を起こす可能性があります。 <症状> 39~40度の高熱が4~5日続き喉の痛みが強く(咽頭炎の症状)、目が赤く、目やにが出ます(結膜炎の症状)。 さらに頭痛、吐き気、腹痛、下痢などを伴うこともあります。 <治療> 特効薬はなく、症状をおさえる対症療法が中心になります。 熱やのどの痛みをおさえる薬(解熱鎮痛剤)を使うことが多いです。 現在、ウイルス性疾患の場合、小児に最も安全な解熱鎮痛剤と位置付けられているのは、アセトアミノフェンです。 眼症状が強いときには、眼科的治療が必要になることもあります。 家庭で気をつけることとして、水分(イオン飲料など)を十分に取らせてあげて下さい。 のどの痛みが強いため食欲が減退し、酸味や塩分の高いものは嫌います。 <登校 登園> 学校保健法で第2種伝染病に位置付けられています。これは、インフルエンザ、麻疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、風疹、水痘(みずぼうそう)などと同じ扱いです。 咽頭結膜熱の場合、登校基準は「主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止とする。 ただし,病状により伝染のおそれがないと認められたときはこの限りではない。」とされています。 <予防> 流行時にはうがいや手洗いの励行が大切です。 便にもウイルスがいますので、排泄後、オムツ交換後の手洗いは重要です。 眼やにからの感染もあるのでタオルの共有はやめましょう。 プールを介しての感染については、水泳前後のシャワー、洗眼、プール水の消毒を徹底します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 26, 2006 10:21:19 AM
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