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カテゴリ:夫のこと
タイトルの言葉は私の主治医の言葉です。
今日は週1回のメンタルクリニック通院日で、今回はこれまで言われてイヤだった言葉は何?というテーマでお話ししました。 夫が亡くなって以来、人と関わればほとんどと言っていいほど大なり小なり傷つく言葉をいろいろ投げかけられましたが、その中でもカチンときたのは的はずれな共感と諭しをされたときでしょうか・・・。 「私も親を亡くしたときはつらかった。きっと今のあなたと同じくらい。でもね、ひとつひとつ自分なりに整理をつけてきた。あなたもツラいツラいだけじゃなくほんの少し乗り越える努力もしないとね。」 これ、言った本人は自分の経験も織り交ぜて私の気持ちに共感して、そしてちょっぴり人生の先輩として諭すこともして・・・とご満悦なんでしょうが・・・・ はっきり言って「うるさい!」って怒鳴りつけてやりたいくらいむかつきました。 親は先に死ぬの!そういうもんなの。私だって死んだのが親ならさっさと日常生活に戻っています! 親と配偶者をいっしょにするな!そしてくらべるな!同じはずがないだろ!そんな簡単なこともわからないくせにわかった風なこと言うな! という感じでしょうか・・・。 実はこういう言動をされることは十分予測していて、それが仕事復帰に二の足を踏む大きな要因の1つなので、この発言を聞いたときは「やっぱり・・・」って感じでしたが・・・それでもキツかったなぁ。 あとは子供関係でしょうか・・・。こちらのほうが一見励ましの言葉のように思えるせいか、言われる頻度は高いですね・・・。 誰もが母親の役割をいつでもどんなときでも完璧に果たすことが当たり前だと言う。 自分の気持ちより子供のこと、滅私奉公せよってことなんだけど・・・。 そんなことは人に言われなくても母親である私が一番わかっている、わかっているけどできなくなりそうな時があるから悩んでいるのに・・・。 とそんな話をしたら、主治医からタイトルの言葉と「そういう頭でっかちなことばかり言うのは問題の本質が見えてないんだろうね~。」との言葉。 確かにそうだと素直に納得した私。 そうだよね、たいして考えもせずに発した言葉をいちいち真に受けていたら参っちゃうのは経験済み。 何気なく発した一言で私がどれほど傷つき、悩み、そして自己嫌悪に陥って、仕方なく距離を置くことにしたかなんて、言った本人たちは全く考えもしないし、想像もしないんだろうな。 だって、あまりかたくなにならずに何でも話せってそればっかり異口同音に言うんだもん。 話す気をなくさせているのは、ほかならぬあなたたちの言動よってよっぽど言ってやろうとかと思いつつ、心配はしてくれているんだろうからと思うとそんなことも言えないしね。 で、結局はフェードアウトするのが一番お互いのためかなと。 私の勝手な都合で言えば、そんな人たちのために悩んだりする時間がもったいないという思いもあったし。 そんな時間があれば夫のこと、プリンスのこと、そして自分のことを考えたいしね。 なにを言われてもいちいち反応せず聞き流せるワザをはやく身につけなきゃ。 そうしたら仕事復帰もできるかな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 26, 2006 11:44:14 AM
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