差し伸べられる手　～誰の上にも平等に訪れる事を願って～

あの頃望んだ未来って、こんなんだったかなぁ…。

こんな破滅に向かうしかない人生を送るつもりだったのかな。

こんな自分自身を追い込むような生き方しか出来なくなる…そんなことが望みだったのかな。

そんな訳はないよね。
だって苦し過ぎるもの。

今の私には行くあてがない。
居場所がない。


結婚なんてするんじゃなかったな。
再婚なんてするんじゃなかった。

ううん、そもそも遠距離恋愛なんてヤメときゃよかった。

何にも良い事なかったし、いろんな事諦めざるを得なくなったし、後には何にも残らなかった…手遅れだけれども。



もう人生終わらせてしまいたい。

なにもかも面倒で、疲れきってしまったんだ。

早く楽になりたい。

ズルいと言われようと、非難されようと構わない。


だってもう限界なのだから…。