W-アイランドな日記

小学生の時に、バス旅行(社会見学)で行ったことのある、
岡野食品というパンメーカー(兵庫県姫路市)があります。
ちなみに、同時にヒガシマル醤油(兵庫県たつの市)にも行きました。

ヒガシマル醤油は、もちろん醤油のメーカー、
そして私のお気に入り「うどんスープ」のメーカーであります。

岡野食品は、兵庫県下を中心に、
西日本で「コンセルボ」というベーカリーを展開しているパン製造会社です。

その昔はククポーレという名前のパン屋さんで、
小学生のころ、そろばん塾の近くにククポーレがあり、
帰りにときどきおやつに買って帰ったという思い出があります。

今はククポーレという名前は、お店の名前ではなく、
スーパーとかで売られてる袋入りパンのブランド名になってる様です。

今も昔もベーカリー大好き♪
今、いつも行ってるスーパーの中にも岡野の小さいベーカリーが入っていて、
本当に私にとってなじみ深い岡野食品であります。

その社会見学にも行った岡野食品の本社工場の敷地内に、
少し前から「パンのアウトレット」という、工場直売所がオープンしていました。

以前から敷地内にひっそりと直売所はあったのですが、
今度は場所も少し移動し、どどーーーん！と大きな看板で
「パンのアウトレット」を名乗るショップがオープンしていたのです。

少し遠かったのですが、やっと今日行ってみました！

パンのアウトレットってどんなん？

家の近くの別のベーカリーでは、
大きく気泡の入ってしまった食パンや、端の耳を切るのに少し失敗したような、
味や品質には全く支障のない、見た目だけの問題で割安で売ってるときとかがあります。

個人のパン屋さんでなく、大きな工場では、そういう「規格外」なものは
きっと大量に出ることでしょう。

実際お店に入って見て、こちらから見ると「どこが？」と思うようなパンが
ずらりと売られていました。

まずびっくり目玉は、食パン１袋５０円！
ミニクロワッサンが６個入った袋が６０円！

おおぉ！！！ですよ。

あと、普通にベーカリーとかでトングでトレイに乗せるタイプのパンが
すべて１００円とか。

娘が「私このピザのが食べたい！」「あ、こっちのウインナーのも！」
「このドーナツも食べたいよ。」(←ちなみにそれベーグルですから)

さすが私の娘、ベーカリー大好きですわ。

このお店、もともと研修施設の建物だったようで、
新築のきれいなお店というわけではありません。
売り場とは別に、休憩所もあり、あちこちから寄せ集めてきたような
形も材質も大きさもちがうテーブルとイスが置いてありました。

店に着いてすぐ、この休憩所に気がついた娘は、
「ねぇ、パン買ったらここで食べようよー！！」と、もうイートインする気満々です。

私がレジで会計をしてる間に、すでにもう休憩所の場所取りをしていた娘です。

そんなことを知らない旦那は、息子といっしょにもう外で待ってるし。。。

会計が済んで、あわてて外へ出て「Ticoは、休憩所で食べる気満々やで～」と、
旦那を呼びに行きました。

そして、これで終わらないのですよ、この「パンのアウトレット」！
なんと、ホットコーヒーの無料サービスがあるのです！

休憩所のほうじゃなくて、パンの売り場のほうにコーヒーのサーバーが置いてあって、
自分で紙コップに入れ、自由に飲めるようになってます。
お砂糖とクリーミングパウダーも置いてあります。

ほんと、５０円の食パンや、無料のコーヒーで利益が出るんでしょうかね？
ありがたいことですが、おせっかいにも逆に心配になります。

ひょっとして今まで廃棄とかになるパンも多かったんでしょうか？
このアウトレットで、その廃棄率が下がったとしたら、
お店にとってももちろんだし、
食べ物を捨てることの罪悪感、またエコの観点からも、実によいことですよね。

大人は無料のコーヒーで、子供は持参してたお茶で、ちょっとブレイクできました。
もちろん今買ったパンをつまみながらね。
(無料じゃないけどジュースも売ってました。)

あ、パンのアウトレットという看板ですが、このお店、
朝どれ野菜とか、卵とか、その他もろもろ、パン以外のものも少し置いてありました。

私が子供のころからお世話になってるパン屋さん、岡野食品万歳！なお店です。