テーマ:お気楽ママの子育て日記(840)
カテゴリ:日々徒然編
私の母方の方で法事がありました。
法事と言えば、子供のころは祖母の家に親戚が集まり行われたものですが、 今回はその祖母がなくなって25年の法要、もうその祖母の家もなく、今回はお寺で。 その家の長男であった叔父(母の弟)は家族を持たないまま亡くなってしまい、 あと残されたのは娘2人、私の母と、母の妹の叔母で、 「○○家法要」といっても、その「○○家」の姓を継ぐ者は誰もいなくなりました。 (別の筋で、姓は残ってます。いわゆる"遠い親せき"というやつですね。) 場所もお寺、祖母の姓のいない法要、さみしいものだなぁ、 でもそれが時の流れ、代変わりというものなのか。。。といろいろ思ったりしました。 そう、代変わり。 私が子供でおばあちゃんの家に集まっていたのに、 いつのまにか、自分に子供が生まれ、その子供を連れてじぶんの実家に戻ることが、 「おばあちゃんのうちに行く」という行為になっているのですから。。。 母は3人姉弟の長女、先ほども書いたように、叔父に家族はなく、 母方のいとこは叔母のうちの兄妹2人で、 一人っ子の私は、盆正月や法事等でいとこに会えるのは楽しみでした。 (近くではなかったので。) 今回はそのいとこたちもそれぞれの家族、子供たちを連れて来ていました。 お兄ちゃんの子供たちが小学1年生と4才の女の子2人、 妹の子供が小1の男の子です。 この子たちは、頻繁にあってて姉弟のように過ごしているようですが、 ウチの子達は会うのは4年ぶりぐらい。 なので、ウチの3才の息子は初対面、6才の娘も全く覚えていませんでした。 私は一人っ子で、旦那には弟がいるのですが、結婚していないので、 私の子供たちには"いとこ"がいません。 なかなか会える機会がないとはいえ、 子供たちには、年の近いこの"はとこ"達となかよくしてもらいたいなぁ。。。と。 法要が始まる前、お寺に着いて再会した時は、もじもじと恥ずかしそうな子供たち。 特にウチの子たちは恥ずかしがり屋な方だし、年下だし。。。 ぜんぜん言葉も交わすことなく、ほどなく法要が始まりました。 30分ほどして途中休憩が入り、 それぞれ持参してきたお菓子を、子供たちが恥ずかしそうに交換したり、 お絵かき帳で、お絵かきしたりしはじめました。 休憩が終わり、後半の法要は、後ろの方でお絵かきしてる子供たちを残し、 大人だけ席に戻り、続けました。 あ、ちなみに息子は、 休憩前の前半、法要が始まってほどなくに眠ってしまい、爆睡中です。。。(汗) 後ろはどうなってるのかなぁ、娘は仲良くできてるのかなぁ、 ひとりだけで、黙々お絵かきしてるだけだったりして。。。とかいろいろ心配でしたが、 時折子供たちの話し声が聞こえてくる中、(←おいおい、法要中やで!) しばらくすると、娘の話し声も聞こえてくるようになり、(←だから、しゃべったらあかんし) 無事輪の中に入れたんだなぁ。。。と、一安心できました。 終わる少し前には息子も起きてきました。 全て終わり、荷物を持って外に出ようと思ったら、 娘が、「ねぇねぇ、○○ちゃん達と、もうちょっと一緒に遊んでもいい?」と聞いてきました。 おぉ。。。すっかり仲良しになれたんだね♪ 1年生の女の子の方が、積極的に娘と手をつないでくれたり、仲良く遊んでくれたようです。 ゆっくり遊んでいたかったとは思いますが、ここはお寺。。。 そんなに遊んでいられません。 時間も時間なので、そのまま昼食のためレストランへ移動しました。 予約はしてなかったのですが、運よく人数分座敷に座ることができました。 しかも、2間続きで、大きいテーブルと小さいテーブル。 小さいほうのテーブルに1年生2人と年長のうちの娘と、3人で座り、 可愛いお食事会でした♪ 4才の女の子は少し恥ずかしくて、なかなか中に入って行きたいけど入れない。。。 って感じでしたが、 ウチの3才の息子は、普段は超恥ずかしがりのくせに、一生懸命お姉ちゃんに着いていき、 食事が運ばれてくるまで、4人で小テーブルの周りで遊んでました。 予約してなかったけど、貸し切り状態に座れて本当に良かった。。。 楽しかった食事会も終わり、今日の法事もいよいよ終わりです。 これが、"おばあちゃんの家"とかならば、 もっと気兼ねなく、それにもう少し長い時間、一緒に遊んでいられるんですが、 レストランならそうもいきません。 名残惜しそうに、何度も何度も手を振って別れました。 ふと思い出したことがありました。 今をさかのぼること30ン年前、私が5才の頃母方の祖父が亡くなりました。 祖母の家でお葬式があったのですが、 当時は先ほどのいとこたちはまだ生まれていなくて、孫は私一人でした。 葬式というのは、普段の法事とかと違って、"遠い親せき"までもが集まりますよね。 その中に、同じ年の女の子がいました。 血筋も家も"遠い"親戚の子供だったようです。 お通夜の日と告別式の2日間、お経の最中、退屈だからと、 家の外の空き地で2人で遊んでいたことをうっすらと覚えています。 普段会えない親戚の子というのが、なんとなく嬉しい出会いでした。 いつかまた会いたいな、と思っていましたが、それ以降2度と会うことはありませんでした。 祖母の家ももう今はなくなり、一緒に遊んだ隣の空き地には歯医者さんが建ち、 祖母の家はその歯医者さんの駐車場になってしまいました。 時代は容赦なくどんどん進んでいきますが、 そのぶん、子供たちにも限りない未来があるのだということだと思います。 私は30数年前の女の子に再び会うことはなかったけど、 娘たちはまた"はとこ"達と遊べる日があるといいな♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.24 14:38:41
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