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テーマ:☆動物愛護☆(3966)
カテゴリ:動物愛護・動物福祉
先日も書いたタテゴトアザラシの猟。
これは毎年3月下旬から始まります。 生まれて数週間の、若いアザラシが標的となります。 まだ白い産毛のアザラシは禁猟となっていますので、 それらの産毛が生え変わった直後に殺されます。 (実際には、まだ白い産毛をまとった赤ちゃんアザラシが、 よちよちと逃げ惑う映像もあります) アザラシ猟の目的は毛皮です。 ですから赤ちゃんアザラシはその場で皮をはがれ、 後は海に投げ捨てられるか、放置されます。 このアザラシ猟は、カナダのネイティブの少数民族に よって伝統的に行われている猟ではありません。 主にニューファンドランドの、フランス語を話す 白人の漁師によって行われています。 (カナダではもとより、先住民族への迫害が厳しく、 今ではニューファンドランドネイティブの民族は いなくなりました。白人に殺されたのです) しかしアザラシ猟から得る収入は、 漁業収入のわずか20分の1ほどだと言われています。 つまり、少数先住民族が生活のために猟をするのと違い、 これらはまったく必要のない殺戮と言えると思います。 カナダでは、これらの猟が始まる前、 アザラシたちが出産をした後にアザラシウォッチングツアーが 人気となっています。赤ちゃんアザラシはとても人懐こく、 人見知りをしないので容易に触れ合うことができるため、 これがカナダの観光資源となっています。 赤ちゃんアザラシを使って観光収入を得た後、惨殺する。 赤ちゃんアザラシたちは、その前に来た観光客と同じ、 フレンドリーな人間がまたやって来たのだと思うことでしょう。 そしたらいきなり棒で殴られ、何が起こったかわからず 戸惑うことでしょう。 遠のく意識の中で、赤ちゃんアザラシは何を思うのでしょうか。 考えただけで胸が張り裂けそうです。 どうかこのつぶらな瞳の、無垢な美しい動物を殺さないよう、 一人でも多くの人のご協力をお願いします。 署名はこちらから また、カナダでのアザラシ猟反対を訴える主な団体はこちら HSUS(The Humane Society US) PETA(People for the Ethical Treatment of Animal) Sea Shepherd IFAW(International Fund for Animal Welfare) これらの団体を支援するのも良いでしょう。 そして重要なことは、毛皮製品のボイコットです。 どうかできることをできる範囲でかまわないので、 ぜひ真実を知り、自分に何ができるかを考え、 行動に移して欲しいと心から願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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