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ニュースなどで報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、
善光寺が五輪聖火リレーの出発地を辞退したそうです。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080419-00000064-san-soci 長野市で26日に行われる北京五輪聖火リレーのルートが 変更されることが18日、決まった。善光寺が出発地の 辞退を申し入れ、市の実行委員会が受け入れた。 同日記者会見した鷲沢正一市長は「(出発地の)候補は 4カ所ほどある」と明らかにした。実行委は週明けの 21日までには決めるとしている。 聖火リレーは、チベット騒乱への抗議から世界各地で 計画変更や混乱が続いており、善光寺はチベットの 人権問題などを理由にあげている。 市実行委は代替出発地について、ルートの変更を小幅にとどめ、 「距離が大きく増えたり、減ったりしない範囲」としており、 善光寺周辺で選定するとみられ、寺に隣接する市の施設である 城山公園が有力となっている。出発式典も実施する。 長野市にいる北京五輪実行委の担当者に変更を伝えたが、 異論は出なかったとしている。 善光寺は18日午前、幹部らの「総意」として、辞退を決めた。 善光寺の若麻績(わかおみ)信昭(しんしょう)寺務総長は 辞退理由について「文化財と信者の方々を守らなくてはならない。 そして、チベットの人権問題がある」と話している。 善光寺関係者によると、チベット騒乱で僧侶が 弾圧されているため、同じ仏教徒として境内を式典用に 提供することに反対する意見や、混乱を懸念する声が出ていた。 当初の計画では、聖火リレーは善光寺を出発点に 市内18・5キロのコースで、善光寺の国宝・本堂と三門の間に ステージを設置し、午前8時から点火式の行事のあと、 第1走者がスタートする予定だった。 鷲沢市長は、善光寺側が理由として(1)どこからでも 境内に入ることができ警備が困難(2)チベット騒乱をめぐる 弾圧への憂慮-の2点を挙げたことを明らかにした。 これはうれしいニュースです。少なくとも、中国のチベット 弾圧を理由に、五輪への何らかの関与を辞退した団体や 個人は日本では初めてではないでしょうか。 (私が知らないだけで、辞退した選手とかいるかも しれませんが) 「同じ仏教徒であるチベット人が弾圧されている」 という理由はもっともだし、とても説得力があります。 これでは中国人も文句は言えないでしょう。 私は日本も五輪をボイコットするべきだと思っています。 理由はチベット問題だけでなく、中国での犬・猫の虐殺なども あります。少なくとも私はテレビ観戦するつもりはありません。 スポーツ観戦が大好きな私にはつらい選択ですが、 チベットの人や、北京の犬や猫にとっては命がけの問題です。 私の楽しみがなくなるぐらい、どうってことはありません。 ところでヨーロッパでは活発に活動をしていた 「国境なき記者団」ですが、シーシェパードなどを 非難するような人は、当然この国境なき記者団も 非難するんでしょうね。 彼らは守りたいものが違うだけで、どちらも同じ、 他者の権利のために戦う市民団体なのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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