cindy alohaのわたし的スローライフ

太郎がまた膀胱炎になっちゃいました。
この子は昔からわりと膀胱炎にかかってて、
なんども病院のお世話になってるんだけど、
ここ数年はまったくかからなくなったので
「さすが、モンゴル２億４千万年！」と思っていたんですが（注１）
月曜日の朝、起きたらダンナが「太郎がまたトイレに
何度も行ってるぞ」と言うので見てみると確かに
何度も何度もトイレに入っています。

正直もう慣れているんだけど、ここ数年なんともなかったので
プチショックを受けつつ、病院に連れていかなきゃなぁと
思いながら洗濯などをし、病院の開院を待ってすぐに
連れて行きました。

病院ではいつものように、まず尿がたまってないか触診
（詰まってないかどうか）して、尿を採ってストルバイト
（尿中にできる結晶）をチェック。
とりあえずストルバイトが詰まっておしっこが出てないと
危ないけど、出てることは出ているので、
これまたいつものように止血剤と抗生剤の注射をしてもらって
抗生剤６日分とストルバイトを溶かす処方食、
ヒルズのｓ／ｄ（これがメチャ高い　涙）をもらって終わりました。
診察料はｓ／ｄ￥４，５２０込みで￥８，６５０。

ひとまずこれでよくなるかな、って安心してたのに、
火曜日になっておしっこに血が混ざりだしました。
朝は薄いピンクだったのが、だんだん濃くなっていくし、
相変わらず頻尿も治らないのでまた少し心配になって
病院に電話すると、
「昨日の今日なのですぐにはよくならないけど
（てか良くなるどころか悪化してるよ）
心配だったらつれてきて」と言うのでまたまた病院へ。
（だって心配に決まってるじゃないか）

んでまたまた歩きで約１５分、炎天下の中太郎もかわいそうに
暑いだろうに（太郎が熱中症にならないか心配したよ）
獣医へ向かう私。でも結局止血剤の注射をして、
「ストルバイトを溶かす食事療法なのだから、
もう少し長い目で見ないとだめです」と言われる。
そして治療費￥２，３１０也。

病気になって病院へ行って、治るどころか悪化してるというのに
「長い目で見ろ」って、そんな殺生な。
もちろん病院へ行ったからって魔法のように治るとは思わないけど、
逆に悪化してるんだから、「治療が効いてないのかな」
「薬が効いてないのかな」って心配になるに決まってるでしょ。

この病院は、昔所属していた地元のボラグループで
お世話になってた病院で、その関係で太郎がうちに
きたときから９年間、ずっとお世話になってるんだけど、
どうもいわゆる「インフォームド・コンセント」ってやつが
いまいちなってなくて、疑問や不安がすっきりしなくて
いつもなんだかもやもやと不安を抱えたまま病院を
出て行く事になるのです。
今回も、よほど病院代えようかと迷ったんだけど、
なんせ太郎はここの病院に何度もお世話になっていて、
抗生剤が効かなかったこともあって、そんなことも
カルテがあるから、と思ってここにしたんだけど、
もう懲りた。次回から別の病院に代えようと思います。

で、結局昔のボラ仲間で、私がとっても尊敬している人に
電話していろいろ聞いて、私は膀胱炎だから
最近が繁殖して出血してるのかな、抗生剤がまた効いてないのかな、
って心配してたんだけど、そうじゃなくてストルバイトが
膀胱を傷つけて出血してるから、とにかくそれを溶かさないと
だめだよ、最初の注射も効果がでるまで３日ぐらいはかかるよ、
って教えてもらってやっと納得したのでした。
説明ヘタな医者よりもよっぽど信頼できるよ、まったく。

それでその人も実は私の行った獣医はそんなに信頼してなくて
獣医代えたほうがいいよ、って言うので決心は固まりました。
ちなみにその人は車で東京の病院まで行ってます。

て大げさかも知れないけど、かわいい猫の主治医を代えるのって
結構大変なことですよね？！

結局その獣医さんは、腕は決して悪くもないし、
動物にもやさしいんだけど、いつも十分に説明をしてくれないのです。
たとえば今回、私は細菌のせいで出血してるのかと思って
抗生剤が効いてなくて、このまま抗生剤飲ませても
良くならないんじゃないか、と心配していたのです。
なのでボラ仲間さんみたく、「出血の原因は細菌ではなく
ストルバイトだから、細菌は抗生剤でたたきながら
食事療法でストルバイトを溶かします。
これが溶けるまで一時的に出血はするけどすぐに溶けるから
大丈夫です」とかなんとか説明してくれればすっきりするのに
そこらをちゃんと説明してくれないのでいつもウダウダと
不安を抱えた状態になっちゃうんです。

医者と患者って、一番大切なのは信頼関係だと思うんですよね。
今は昔と違って「医者は神様」じゃないから、患者も
疑問や不安をいろいろと質問する。それにいかにきちんと
誠実に医者が答えるか、が大切だと思うんです。
それがたとえ患者が満足する答えじゃなくても、
なんどもなんども質問をし、答えることを繰り返すことで
信頼関係が生まれる。
結局その信頼関係がないし、医者は神様じゃなくなったから
最近医療訴訟が増えてるんだと思います。
私は極端に言えば、「この先生の見立てなら誤診で死んでも
いいか」って思えるぐらい、いかに医者との間に
信頼関係が築けるかが大事だと思ってます。

たかが動物、でも私にとっては大切な大切な家族。
その家族の命を預けるのだから、やっぱり信頼できる獣医を
きちんと責任を持って探したいと思います。

太郎はおかげさまで、昨日になってトイレに行く頻度も減って、
血尿もうそのようになくなりました。
心配してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

あ、ちなみに私、仕事辞めて、また専業主婦になりました。

＊注１
膀胱炎の太郎のために、「驚くほど猫がよく水を飲む」という
このヘルスウォーターシリーズのボウルを買いました。
きららさんのパパさんによれば、「波動」で「活性化」とくれば
似非科学の典型だそうで、私もきららさんのパパさんに
賛成なんですが、不思議なことにこれ、ホントに猫たち
よく水飲むんですよ。
家に５ヶ所水を置いてるんだけど、一番早くなくなるのが
このボウル。まあ、とにかく理由は良くわかりませんが、
（たとえば場所がいいとかほかに理由があるのかもしれませんが）
よく飲んでくれればいいか、と思って使っておりますｗ