吟遊映人ア・ラ・カルト(2016)
今年も無事に暮れようとしています。皆さま、一年間本当にお疲れさまでした。当ブログ管理責任者もライターも、おかげさまでどうにかこうにかここまで続けてこれました。ブログ立ち上げ時には張り切って更新して来た記事ですが、ここへ来て停滞ぎみです。理由をあげればキリはなく、まずは長く続けていくということはそういうことなのだとご理解いただければ幸いです。 それにしてもこの一年間、ストレスの多い毎日でした。そんなのは今年に限ったことではない、とおっしゃる方もたくさんおられるでしょう。私自身そうです。ストレスは昨年だって毎日感じ続けていましたから。ただ、人間という生きものは、直近のことに敏感になる動物なので、過去の記憶を塗り替えて今をかみしめてしまうものなのかもしれません。 最近、機会があって、心療内科医として一線で活躍されている海原純子医師の手記を読みました。それにはストレス時代を生きるための三つの方法が紹介されていました。ここにその三つの方法を引用させていただくことにします。 ・自分自身をストレスに対して強くしていく・仲間をつくっていく・自分の物の見方をもう一回点検していく いろんな解釈の仕方があるとは思いますが、難しく考えず、そのことばどおり実行していくのがベターだと思いました。 「ストレスに対して強く」するというのは、ストレスに弱い自分を受け入れ、気付くことで、落ち込んだ後の回復力を作っていくということ。「仲間をつくる」というのは、やたらだれかと群れるという意味ではなく、痛みや辛さを共有できる友だち、あるいはざっくばらんに話せる人をつくることでストレスを軽減させるというもの。「物の見方をもう一回点検」するというのは、自分なりの考えや思いを否定することではなく、頑なだった思考を今一度柔軟性を持って再構築してみるということ、、、なのでは? とにかくストレスは溜めないことです!!給料日後の週末に、お気に入りのカフェでコーヒーとケーキに舌鼓を打つのもいいし、気になっていた新作映画を見たり、コンサートに出かけるのもいいと思います。大切なのは、日々ストレスで痛めつけられている自分にやさしくしてあげることです。大人になったら誰も褒めてはくれません。せめて自分だけでも頑張っている自分にご褒美をあげたいものです。 本年も吟遊映人のブログをご愛読いただきまして、本当にありがとうございます。今後も急がず、焦らず、自分の速度で一歩一歩あゆんで行きたいと思います。どうか皆さま、良いお年をお迎えください。皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。