ご機嫌な毎日　＜東京見聞録＞

　スペインからタイ航空を使ったので、

朝６時半にバンコクに到着して、出発が２２時頃・・・と、

とてもトランジットと思えない時間があるので、バンコク市内に出ました。

　大昔に一度バンコクには行ったのですが、

空港は違うし（２００６年に新空港開港、ちょっと関空ぽい明るいものに）

道路も交通網も変わっています。

何より景気良かったバンコクからかなり不景気になったので・・・

随分雰囲気が違うなぁ、と思ったら、この日は祝日。

ブッタの祝日（としか英語が理解できませんでした）ということで、

道は空いているし、商店はお休みが多かったのです。

　それにしてもこの旅は”祭り”によく遭遇します。

５日間の旅行で３回は多いですよね。

　さてさて、今回観たかったのはワット・アルン。

前も観たのですが、絢爛豪華なお寺が並ぶバンコクで

落ち着いた雰囲気（それでも日本のそれとは随分違いますが）。

　ガウディも凄いですが、こちらも凄い（って比較するのも変ですが）

人間の想像力はとても奥深いものです。

　これ、行った方はご存知ですが塔に登れます。

登れますが、物凄い急。。。というより、ほとんど壁によじ登る感じなので、

降りるのが怖い。

前も怖かったけれど、今回も怖かった・・・けど行きたくなる不思議な魅力。

　チャオプラティオ川とワット・アルンの眺めは、タイにバンコクに来たなぁ、という

イメージそのもの。

　それにしても・・・この街は本当に神経を使う街です（私には）。

人に裏切られたり、それを帳消しにできるほどの多大な親切を受けたり、

天国と地獄を行ききするのが、

本当に疲れてしまうのです。きつい日差しと湿度、優しくも手のひらを返して、

あっという間に意地悪にもなる人々に、

半日ではなかなか体が慣れません。

　だから、バンコクから日本へのフライト中はぐっすり眠って、

無事会社に間に合ってしまい、しっかり仕事をしてきました。

　すっかり日常。

もう日常かぁ・・・と、旅を遠く感じてぼんやりしてしまいます。

　これらの旅を明日からもがんばろうっと。