ご機嫌な毎日　＜東京見聞録＞

　「大山」といえば、ついつい鳥取県の「大山（だいせん）」を思い出しますが、

今回登ったのは、神奈川県にある「大山（おおやま）」です。

　昭和の日の晴天に恵まれて、久々の登山。

大山は１２５２ｍありますが、今回はケーブルで下社駅まで行って

そこから山に入るコースにしました。

　多くのガイドでは、下社→富士見台→頂上　を目指すコースを紹介していますが、

私たちは、見晴台から登る時計と逆回り。

これが（初心者には）正解！

・・・なぜかはのちほど。 

　というわけで１０時にケーブルで上がって登山スタートです。

　まずは阿夫利神社下社にて本日の無事を祈願。

そのあと見晴台方面へ。モミの原生林の中を歩くので、

空気も新鮮、足元も落ち葉などでふかふかしていて、

普段の生活から一気に自然に入りこめます。

　細い道が続きますが、大抵鎖や階段など整備されいていて、

迷うことなくのんびり歩けます。

こっちから登る人が少ないようで、ほぼ独占（でもちょっと寂しい・・・）

今は丁度、新緑＆山桜＆色々な花が咲いていて、ベスト！

原生林も風が心地よく、頂上までの距離はありますが初心者としては楽しめます。

　見晴台を過ぎたら、岩場が始まり整備された丸太の階段をひたすら登り。

（登りやすくって頑張れます）

丁度下山してくる人たちとすれ違うので、

「がんばれ！」

「あと少し！」

とみんな応援してくれるので、頑張れます。

（ここもこっちのコースのポイント高い理由）

　頂上！

しかし山の天気は下界とは違うもの・・・雨がぽつりと来て

実は吐く息が白い！そして念願の富士山はやっぱり見えず（残念）

　阿夫利神社 のシンボル「雨降木」・・・雨乞い信仰もある山。

雨は恵み。ありがたいのかな～。

　お手製おにぎりとスーパーで買った唐揚げ。

やっぱり頂上のお昼は、美味しい！！

でもいつかは、バーナーで何か山料理にチャレンジしたい

・・・あったかいもの食べられるし。

　さて下り。

こちらは距離は短いけれど、ひたすら岩場に急な下り。

周りの景色を楽しむ余裕が少ない。

かなり慎重に足運びしないといけないので、疲れます（笑）

　でも自分たちが励まされた分、ぞくぞく登ってくる人たちに

「あと少し！」

「頑張って！」

と声掛けしていきます。

　岩場に咲く可憐な花は、元気付けてくれます。

　ということで、１５時前に下山。

かなりのスローペースに休憩ありなのですが、ぼぼガイドブックの３時間１５分の

標準通りだったかな。

　お土産は、大山名物の豆腐。

なぜか笊が安かったので（２個で４５０円）購入。

　気軽に初心者向け・・・とよくある大山。

でもやっぱり装備は重要です。

高尾山とはやっぱり違います（頂上からの乗り物はないので）

時々出会う人が、スニーカーはまだしもブーツの女の子や、

鞄もリュックじゃない、トートなんかの子もいて・・・

やっぱり山なので、特に慎重派の私はドキドキしました。

　慎重派過ぎて、行動食を用意しすぎて余っちゃいました（笑）

チョコレートは一口で食べられる物、サツマイモの甘納豆、

バームクーヘンまで持って上がったけれど、チョコしか食べず。

　山に登る理由の大半は、「美味しいご飯を食べること！」なので、

行動食も気合い入りすぎたかなぁ。

　そしてもちろん最大のお土産は、筋肉痛・・・。

運動不足は否めません。

 　でも楽しい気持ちいい一日でした！