**C'est la vie! **

駐車場に車を止め。。

事務所まで。。




ゆっくり歩いて５分。


ときどき走って３分。





最近。。


たま～に・・



その道程を・・・


３分以上の時間をかけて（涙）車で送ってくれる人が居る。


車を降りると。



その軽トラは止まってる。


「おはようございます！」と挨拶をすると、

顎で助手席を示しながら「乗って」と言う。


制服を着てはるので。。

同じ職場の従業員って言うことは解るけど・・

私が居る事務所とは別塔にある管理事務所の職員さんらしく

はっきりした名前も良く解らない。

普段、勤怠処理などはしてるので、
多分・・Ｔさんかな？

聞いてみたらＴさんだった。


もう６０歳近い人。


軽トラの車内には・・


jazzと珈琲と煙草の香りがする。




何度か、昼休みにお散歩してる最中に彼を見かけた事がある。

彼の愛車のジープもやはりjazzと珈琲と煙草の香りに溢れてて

その中でお昼寝してはりました。




団塊の世代？？

この世代の人の話を聞くのは昔から好きでした。





高野悦子の「二十歳の原点」の世界に傾倒した事もあります。



私が「荒神口」界隈をうろうろし始めた頃には









「Champ Clair（シアンクレール）（思案暮れる？！）」
はもうお店の形しか残ってなかったし

今は・・ただの駐車場になってしまったけど・・



なんとなく、その香りを感じさせる彼。


燃え尽きたのか？

燃え残った何かを抱えているのか。




一言、二言の会話を交わすだけだけど・・


何となく退廃的にも感じる彼の声色。



なんと言うこともない毎日に・・

なんと言うこともなく



「原点」を思い出させる朝もまた良い。