**C'est la vie! **

『生きるべきか死ぬべきかって、
　生きとったらそれでええやん。』

『大阪ハムレット』観てきました。

この映画を選んだ理由は単純に「岸部一徳」ファンだから☆


さすがに「ノッポのサリー」時代はリアルタイムでは知らないけど。

ジュリーのバックバンドでベーシストとして活躍されてた姿は記憶の断片に残ってる。

ミュージシャンとしての実力もさることながら、

俳優としての飄々としてどこかつかみ所のない雰囲気に凄く惹かれる。

「取り替える～ならインバーター♪」と蛍光灯を頭の上に掲げて歩いてはったＣＭが
おはなのど真ん中にヒットかな♪


一徳さん目的で観た『大阪ハムレット』は
涙あり笑いありで元気になれる映画ですね☆

少し前に『トウキョウソナタ』ってやはり家族一人一人の悩みが織りなすドラマを描いた映画がありましたが、

感覚的にはこの「トウキョウソナタ」的家族の方が今の世の中の平均的家族像に近いような・・？

一方『大阪ハムレット』は昭和の下町の香がプンプン漂う家族。（多分設定は平成・・ハバネロとかでてくるし）

思うに、私たちは『元気』を昭和に置き忘れて来たのかもしれないね。

それなら、『忘れ物』取りに行かなくちゃね♪



この映画を観た後、良いタイミングで現れたboyfriend

娘の後輩の男の子（仮称コータとする）が相談があって？！娘を訪ねて来てくれたの。

私にまで（家族人数分）ケーキを買ってきてくれました♪



相談内容はともかくなんだけど・・

話しを聞くと『大阪ハムレット』なんかよりよりもっともっと頑張ってる！

シングルマザーのお母さんは私と同い年で

６人の異父兄弟を育ててる（一番上は既に結婚し別世帯）

毎朝、朝ご飯とお弁当を作って出勤しＰＭ３時頃帰宅し晩ご飯を作ってＷワークに出掛ける。


コータは中学時代真面目に陸上を頑張ってたから
あちこちから学費免除で推薦を貰ってたらしいけど
「陸上では食べていかれへんし
学免いうてもお金はかかる。
そんなんやったら働いて手に職付ける。」
と中学を出て電気屋さんに就職し
毎日屋根の上に登ってアンテナを立てたり配線を教えてもらったり・・

彼の頑張りぶりに子供のない経営者からは養子縁組みなんて話しもあるらしい。

悪びれない・・ほんまに素直な笑顔の少年。


彼の笑顔もまた凄く勇気と元気をくれました。




おばちゃん応援してるしな～♪

今度、娘とコータと３人でトンカツ（キムカツ）ランチデートすることになりました♪