べーぐるの日々

パソコン教室に通っているお婆さんですが、先週、教室にくるなり、

「うちのパソコン色々メッセージが出てきて、うまく動かないの。」と何度も

言っていました。ワードのアイコンをダブルクリックするやり方と、左クリックし、

右クリックし、開くを左クリックする二通りのやり方を教えました。

すると次の日「ワードは開いたけれど、画面がグレーなの？」と言います。

グレー？？？パソコンって実際やっていて不具合があった時に、見ていたら

説明できるけれど、見ていない画面で、「こうだった、あぁだった。」と言われても、

どうゆう状態だったのか分からず、困ってしまう事が多いんです。お婆さんがタイピングの

練習をしている時に、グレーってどうゆう事かなぁと私色々考えて、

やっと分かったんですよね。新規作成ボタンをおしていないから、文書用紙が

出ていないからグレーって事かなぁと思い、お婆さんに「このような状態でしたか？」と

確認すると、「そうそう。こんなんでした。」と言う事で一つ解決。

次の日、「パソコンの調子がおかしくて、家に帰って練習したくても出来ないの。」と

お婆さんが言います。それは、気の毒だなぁと思い、授業のあと、パソコン教室を

運営している先生にその旨を伝えると、「一度そのお婆さんの家に行き、

パソコンの状態がどうなっているか見て来る。」と言ってくれました。

先週の金曜日に見に行ったようで、お婆さんが使いやすいように設定しなおしたそうで、

今日、パソコン教室でお婆さんが「先生がパソコン見に来てくれて、なおしてくれたから、

使いやすく、家で練習できるようになりました。」と言って大喜びしていました。

パソコン教室の先生も、喜んでいる姿を見て嬉しそうでした。人に喜んでもらえるって

良いですね。なるべく、お婆さんが言っている事を理解しようと私も必死です。

何かボタンを間違っておしてしまうと今まであったものが消えてしまったり、

今度それを出そうとするには、何処をどうすればよいのかって事を聞かれると

私、すぐに答えることができません。パソコン教室でワードをしていて何か

おかしな事になった場合は、なんとなく対処できるんですけどね。

教えることの難しさを痛感しています。今週１週間でこのお婆さんに教えるのは、

終わりかと思うと何となく寂しい気持ちです。

でも、今日、授業後話をしていると、４月、５月は旅行するので、パソコン教室に

通えないらしく、６月頃から、週３回ペースで習いに来るような事を言っていました。

今、ローマ字入力に悪戦苦闘しているお婆さんですが、ちゃんと両手を使って

打っています。小さい「っ」とか「しゃ」というのをローマ字にするのが

難しいようです。でも、弱音をはかないお婆さんで、毎日練習すると言っていました。

６月頃に来たときには、上達しているだろうなぁ。

お婆さんのやる気を見ていると、私も何か勉強しようかなぁという思いにさせられます。

独学で、簿記の本買って勉強しようかなぁ。簿記って難しそうですが、実用的かも。

私の母は、簿記を持っていると得だと良く言っていました。でも、資格とっても使わないと

忘れてしまうのよねと思うと、何だかやる気も出てこなくなるんですよね。(~_~;)

資格取得の為に勉強する事で、自分自身にそれが向いているかむいていないか判断できたり、

自信につながると思うので、何か勉強してみようかと思います。

（でも、今だけそう思っているだけかも。(~_~;)）