カテゴリ:本
だいぶ前に父から「国家の品格」という本を読むように言われていました。 実は、私は幼い頃から本が嫌いで、読書が苦手でした。なので、国語の成績は最悪で、 理解力、読解力も低かったのです。父からは、勉強しろとは一度も言われませんでしたが、 本をよく読めと口酸っぱく言われていましたが、その頃既に反抗期。私は父のいう事を 全然聞きませんでした。社会人になって、父の言っている意味がよくわかり、 本を読むことの大切さを知りました。私は、もともと活字嫌いのようで、そう簡単に 本をたくさん読むって事は未だに出来ていません。(>_<) 図書館に行って、「国家の品格」という本を検索するも貸し出し中。私の他に 待っている人が何人もいて、年内には借りれないとの事。待ってられないなぁって思っていたら、 ある人がこの本を買ったので、読んだら貸してくれるとの事で、2日前に借り、読みました。 この本を読んで、なるほど、そうだなぁって共感できる事が多かったです。 なるほどと思ったことがたくさんあった一つに、倫理だけでは解決できないって事。 倫理には出発点があり、その出発点を間違うととんでもない結果になるって事。 その結果、戦争までが正当化されてしまうって事。その他には、国際人になる為には、 本をよく読むこと。今は、小学校から英語教育が行われているようですが、 英語に時間を割く前に国語、数学の勉強に力を入れるほうが良いとのことが書かれていました。 私は、幼い時から英語を身につけたほうが良いと思っていたので、小学校から英語を 勉強するシステムは良い事だと思っていました。私が、流暢に英語がはなせないから、 特にそうゆう思いが強いのかもしれません。でも、英語はあくまでも外国の人と会話する為の 手段であって、会話が出来ても日本のことを説明できないのであれば、国際人とは言わない というような内容の事が書かれていました。確かにそうですね。 だから、小学校の時は、基礎知識、国語等に時間を割いたほうがよくて、もし英語を 幼い時から勉強させたいのであれば、スイミングスクールのように英会話教室に通ったり すればよいとの事でした。 英語が出来れば、国際人って思っていた私の考え甘かったです。(~_~;) 私は、ニュースを聞くたびに、今の日本ではダメになると思うことが多いです。 でも、この本に書かれていることを実行してみたら(漠然としていますが、)、今よりは 随分良くなるような気がしました。 この本を読んだ事で考えさせられましたし、日本のこともっと知らないといけないなぁと 思いました。一度読んでみると良いと思います。若い人にも読んで欲しい本ですね。 活字嫌い、読書苦手な私でもすいすい読めて、読みやすい本ですが、内容は濃いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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