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テーマ:暮らしを楽しむ(388179)
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昨日、何気なくついていたテレビで、 みのもんたが、疲れも見せずに 感心していましたが、 四国のお遍路さんの通り道沿いに 不法投棄された膨大な量のごみを 片付けようと、 徳島県阿南市の地元ボランティアによる 「癒しの道クリーンアップ作戦」 なるものが先日実行されたとかで、 道路わきの崖下などに投げ落とされた 廃家電や古タイヤなどなど 大きなものから小さなものまで 約600人が半日がかりで あわせて約103トンものごみを 片付けたというお話をやっていました。 掃除が終わった沿道は それまで、ごみにまみれて影が 薄かった草や木々の緑が、 息を吹き返したように見えました。 参加した女子中学生が テレビ局のインタビューに、 「人間が汚したのだから、 私たち人間が責任を取らなくては いけないと思いました。」 と清清しい笑顔とともに答えていましたが、 実際、そこに不法投棄したのは、 社会にもっと責任を持たないといけない 大人たちだったのだろうと思うと、 その無責任さに心が痛みました。 不法投棄に限らず、 周囲への配慮がない、 自分の都合優先の人が 増えているために、 社会や国や地球がどんどん 壊れて行くようで、人類の未来が 本当に心配です。 *-----*-----*-----*-----*-----* さて、 そんな、大それたボランティアの 話題を先に持ってきたのは失敗だったな。 と思いつつ、 私も最近ごみ拾いに燃えております。 先日もちょっと書いた、 近所の緑地公園です。 なぜだか最近、 お菓子の袋や空き缶、ペットボトル などなど、食べ散らかす輩が いるらしく、 Pスケと散歩で訪れる度に、 気になっておりました。 この間は、バレンタインデーの 戦利品と思われる チョコレートの包み紙やリボンなどが、 雨にぬれて無残に 地面に散らばっていました。 近所の、もてる男子中学生 の仕業かな? と推測してみました。 世の中には、バレンタインデーの チョコなんて、欲しくても手に入らない 男子もいるというのに、 もったいない話です。 そんなわけで、 ついに立ち上がった私は、 緑地に行くときには、必ず スーパーのレジ袋一枚を 持参することにして、 散歩がてら、 ごみを見つけては拾って帰るという、 自分的ボランティアを人知れず 行っておりました。 始めたころは、 四国の103トンには負けますが、 袋がいっぱいになるほどのごみが あっという間に溜まる始末で、 私一人の地味な作業だけでも、 ちょっとさっぱりした感じの緑地の 風景に草や木々も喜んでいるように 感じて、我ながら大満足しておりました。 それ以来、病み付きで、 先週末も、同じようにレジ袋をもって、 Pスケの後について、 緑地内をうろうろ歩き回っていると、 ふと立ち止まったとき、 何気なく下ろした視線の先に、 ちょっと気になる・・・ 直径4センチほどの円盤型の 黒い物体を発見しました。 !!!!? もしや? でも、まさか・・・。 そんな思いで、腰を下ろして、 その物体を間近で、見てみれば・・・。 おぉ!!! これはまさしく!! 昨年末に、この緑地で、 年賀状用にPスケの写真撮影に やってきたときに落としてしまった デジカメのレンズキャップ ではありませんか!! なくしたのに気づいたのが、 大分時間が経ってからで、 緑地内のどの辺だったかも見当が付かず、 Pスケの鼻もそういうときには 全く役に立たず、 あたり一面落ち葉に覆われていたので、 その中にまぎれてしまったら、 たぶん見つけ出すのは無理だと思って すっかりあきらめていたものの、 なんとなく気に掛かっていたのでした。 それが、今頃になって・・・ しかも、見たところ特別傷も無く、 大して汚れてもいません。 でも間違いなく そのキャップには、私のデジカメの メーカーのロゴが。 おぉ~ しんじられなーい! きっとこれは・・・ 私の地味なボランティアに 緑地の木々が、 ちょっとした恩返しを してくれたに違いないと なぜか確信したのでした。 帰り際に、出口で 緑地に向かって 「どうもありがとう」 と小声でお礼を言って 帰ってきました。 それにしても、 自然はえらいですね。 こんなささやかなボランティア にも、きちんとお礼をしてくれます。 いつも迷惑掛けてるのは 私たち人間の方だというのに。 私たちは、 いつも、自然に対する 恩を忘れず、少しでも 環境にやさしい生活を 送らなくてはいけないなー と、しみじみ感じた出来事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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