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カテゴリ:役に立つ嫁ノート
「すてない暮らし」の佐久間裕美子さんの記事を
読んで、5年に1度がやってきました。 5年に1度くらいのペースで、 点在していた自分の中の興味やキーワードが かちっと繋がる瞬間が突然やってくるのです。 最初は2005年に大野木先生の『空間プロデュースの視点』を 読んだ時でした。 今、こどもたちとのわいわいした日常の中では 家の中の「モノ」に時間を奪われることが多く、 【今日一段落したら、したいこと】に たどり着くことなく日常が過ぎておりました。 『自分を変えるには3つのどれかを変える』 『環境・時間の使い方・付き合う人』 という大前研一さんのことばから 『時間の使い方』を見直したいと思い、 家の中のモノにフォーカスをあてて約3か月。 不要なものを手放し 残したいものがよく見えてきたこの頃。 冒頭の記事を読み、 今アンテナがたっていることがわかりやすく 書かれていました。 一度手に入れたモノを愛し、必要な時には修復したりしながら使う、 それは大量消費、使い捨ての時代を経験したからこそ理解できるようになった考え方です。 けれどそれは何もまったく新しい考え方ではありません。よくよく考えてみれば、 おじいちゃんおばあちゃんの時代には、手を動かして作られた商品を、 商店を営む人々と交流しながら購買し、修復しながら大切に使っていたのだと思います。 <↑記事より引用> というわけで、 お気に入りの鍋を セスキ炭酸ソーダでぐつぐつ似て 汚れを落としやすくして、ひたすら磨く。 この鍋は、私の価値観の礎になっている ばちこが教えてくれた鍋。 その後、愛用していた時に 作り手の奥様と出会うことがあり、 熱く語らった思い出もあり。 料理が俄然楽しくなり、使いこなすと にやけてしまう。 そんな鍋がぴかぴかになると 嬉しくてたまらないし、 汚れって、目に見えてきれいになるから 達成感もある。 修繕してでも使いたいモノ。 そんなモノに囲まれて、 モノたちには、家の中で所在地をつくることで モノに奪われる時間が減り、 モノのもつ魅力に暮らしを健やかにしてもらう。 鍋磨きから、これから大事にしたい価値観を見出した日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月11日 19時05分13秒
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