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テーマ:英語子育てを楽しもう♪(450)
今年は11人の卒業を見送り盛大なFarewell Partyを行い、年度末最後のアドベンチャーも無事終了しほっと一息の私、マサミです。
こちらの日記がシンプルライフを心がけた瞬間、ネットに接続する時間が減ってしまい、手が回らなくてほったらかしですみません。ってそんなに観ている人もいないのですが。 実はアシスタントとして影で支えてくれていたマキさんがCTを卒業する事は一年前から分かっていました。今期を最後とする、という事で1年頑張ってくれていました。そのマキさんに最後の最後として、3月のアドベンチャーのプランニングをお願いしていました。彼女の光る感性とスタッフとして培った物をどうしても出してもらいたかったので、打診をしました。快く引き受けてくれたのですが、彼女の出してきたテーマがあまりにも壮大で頭を抱えてしまったのは私のほうでした。 『Story』どんな子どもにもストーリがある。心に秘めた感性を引き出したい。 はい。素晴らしいです。さすがマキさんです。 が どうやったら、引き出せるの? 悩みはつきませんでした。 絵を描かせたいのか? それは違う。 絵本のワークショップなのか? それも違う。 最後に行き着いたのは『表現』でした。 そして具体的なプランニングに取り掛かるも、なかなか決まらない。 あーでもない、こうでもない。随分マキさんは悩んでいました。 結論として出たのは 『待ってみよう』『言葉が出るまでまってみよう』 もちろんリスクの高いプランです。 何故ならお金を支払ってもらっているのに、『何も出てこない』『何もしなかった』という結果も考えられます。それでも『待つ』ことにかける事にしました。 その彼女の勇気は素晴らしかったと思います。 今回彼女が選んだ本はこちら 図書館に住んでいるネズミくんは図書館の本を読んでいるうちに自分でお話が書きたくなりました。 そして自分の書いた本をこっそり図書館の本棚に置くようになります。その本を読んだ子どもたちは夢中になり、図書館の司書はこの本たちのまだ見ぬ作者にメッセージを残しました。『ぜひ会いたい』と。 でもネズミ君は困ってしまいました。何故なら彼はとてもシャイで人前に出ることは苦手なのです。そして思いつきました。 鉛筆の芯を自分の歯で削り、たくさんの白紙の本を用意し、空色の箱には『作者はこちら』とバナーがかかっています。 その箱の中を覗くと自分の姿が映っています。 そうです。物語は誰にでも書けるのです。 自分の事を自分の言葉で語ればいい。 それだけなのです。
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