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カテゴリ:娘(小学生)の本
数年サボっていた英語の学習を復活させて2ヶ月あまり。
ボチボチやっている。 娘と英語を始めてから本はずっと共有してきたが、購入しても置き場がなくなってきたので、最近は図書館から本を借りることが多い。 改めて古典といわれる児童文学の面白さにはまったのは私で、毎晩寝る前の30分の読書タイムが楽しみ。多くは1800年代の話で、車も電気もない時代。歴史に全く興味のなかった私がようやく近代の時代の流れが理解できてきた、という有様。とほほ。でもこうやって文学を読んでいくと、その時代時代の流れが良く分かる。特に1800年代は産業革命に沸いたイギリスの栄光と影、そのあおりを受けて北米やオーストラリアに移住し開拓者となった事実。ロンドンやニューヨークの華やかさや近代的な様子とは裏腹に開拓者の大地と共に暮らす日常から時代を超えて生きるエネルギーを得たのは私だけではないはず。 という事で本を三冊ご紹介 愛知県立図書館・名古屋市立各図書館所蔵 1840年代 スコットランドからカナダに移住したきたロバートソン一家の生活の様子が描かれている。 図鑑と物語が平行して書かれているので、読み物としてもとても面白く、また生活の様子が図と共に説明されているので分かりやすい。 全てがハンドメイド、でエコ。当たり前だけど。 何もないのに豊かに感じてしまう、現代病の私には良い癒しになった。 名古屋市鶴舞中央図書館 日本語のタイトル『大きな森の小さな家』 日本でも大人気だったアメリカのテレビシリーズ 『大草原の小さな家』の序章とでもいう児童書。 ウィスコンシン州の森の中で暮らす開拓者の家族、インガルズ家の原始的な森での生活を一年を追って描かれている。1800年代の後半のアメリカ開拓者たちのタフで豊かな生活に生きるエネルギーを感じる1冊。大半が食べ物のことであったり、主人公のおてんば娘ローラと姉 典型的なよい娘メアリーの関係が子どもの目線から描かれていてなんとも楽しくなる。作者のローラ インガルズ ワイルダーの自伝的な小説で、幼い頃の生活を後世に伝えたい、と60歳を過ぎてから書かれた、という事実もまた興味深い。 Laura Ingalls Wilder HarperFestival 発売日:2002-10-01 名古屋市鶴舞中央図書館 日本語タイトル『大草原の小さな家』 日本でもおなじみのアメリカテレビシリーズの『大草原の小さな家』の原書 ウィスコンシンの森からカンザスの大草原に移り新しい生活を始めるインガルズ一家の一年。木を切り倒し、家を建て、お父さんが狩でとってくる七面鳥や鹿が主食。近くにはインディアンが住んでいるが、街までは馬で二日がかり。夏には蚊によって家族全員がマラリアにかかる。そんな生活の中でもローラには絶えず好奇心があり、大草原での暮らしを満喫していた。 最初にご紹介した『開拓時代の生活図鑑』がローラ インガルズ ワイルダーの本を読む手がかりになります。なかなか想像できなくて、何度も何度もページを行ったり来たり、しましたが、『開拓時代の生活図鑑』の方に詳しい解説があって分かりやすかったです。しかし、『開拓時代の生活図鑑』と『Lillte house in the big woods』を両方平行して読み進めた結果、どちらの話がインガルズ一家でロバートソン一家なのか分からなくなってしまった、おばかな私・・・。 こちらのサイトに詳しくこれらの本の比較がありましたので、参考までにどうぞ。 『大草原の小さな家シリーズ』とカナダの開拓生活と ちなみに私、文字を読むスピードがやたら遅い。 恐ろしく遅い。これは昔からなのだが、とても時間がかかる。 今まではそれほど困ったことはないのだが、英語の学習のためにもう少し早くならないものかと考えあぐねていた。読まなければいけない、文章と読みたい本の数々。ほとんど積読状態で、とっても良くない。で速読を調べてみた。 ダメだ。そもそも物事を理解する処理速度が遅いから、読むのが遅いんだと結論。 たしかにスピードは上がる。でも肝心の内容が全く頭に残らない。どうやら速読は印象と大雑把な内容を頭にスキャンニングするように入れて情報処理をしているようだ。 情報処理速度をあげて大雑把な内容だけでよいものは速読できるようになりたい。 無理? ちなみに書くスピードはやたら速い。ほとんど考えずに文章がガーと頭の中にあってタイピングするだけ。これは一体どういう事なんだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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