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September 26, 2006
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カテゴリ:想い

毎朝、洗顔後真っ先にするのが、珈琲のセッティング。

珈琲を何杯か飲まないと動けない。

低血圧のせいか、自分の珈琲好きの言い訳なのかもう定かではありません(笑

とにかく、珈琲で一日が始まります。

珈琲を入れる前の珈琲豆の香りも大好き。

以前は飲む度にコーヒーミルで挽いて、サイフォンで入れたり

ペーパードリップしたりして凝っていました。

手で入れた方が断然おいしいのですが、最近はもっぱら珈琲メーカーのお世話になっています。

珈琲だけそんなに飲んで肌に悪いとか、身体に悪いとかよく言われます。

いいの!それでも好きなの。

珈琲には、ずっと憧れがありました。

亡くなった伯母はスイスからいらした神父様の秘書をしていました。

幼い頃、遊びに行くと、室内はいつも珈琲の香りがして

子供心に、大人の世界を覗いたような気分になったものです。

家の両親も飲んでいましたが、以前はインスタント流行り。

本格的な珈琲の香りは、印象的でした。

中学生になって、やっと珈琲解禁。

それまでは、身体に悪い!?とかで飲ませてもらえませんでした。

それ以来の珈琲党です。

時代は代わり、誰でも気軽に本格的な珈琲を自宅で飲めるようになりました。

伯母も引越し、恵比寿の司祭館に移りました。

学生時代、寮生活だった私はよく伯母の家に泊まりに行きました。

そこで、懐かしい香りに包まれたのです。とにかく、家中が珈琲のほのかな香り。

珈琲を入れる絶対量が違うのです。

見たこともない外国製の大きいポットになみなみと作る。

それが日々続くと、いつも珈琲の香りがするというわけです。

調度品も外国のものが多く、海外のお客様も多い。

いつも異国に迷い込んだような不思議な楽しい気持ちにさせてもらいました。

けっこう口うるさい伯母でしたが(笑

重々しいドア。マホガニー色の階段。ホテル仕様のゲストルーム。

少し翳ったリビングルームから見る明るい緑のお庭。

小さな静謐なお御堂で、マリア様と向きあった時間。

もう伯母も神父様もいないし、あの司祭館も取り壊されました。

珈琲が強く香る時、フッとあのリビングルームが浮かびます。

伯母と神父様と、私・・・






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最終更新日  September 26, 2006 05:31:23 PM
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