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November 25, 2006
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カテゴリ:思い出

最近ブログでも街中のウインドウでもクリスマス一色ですね。

ポインセチアやシクラメンが花屋さんの店先を飾っています。

私もクリスマスは大好き。赤・緑・金色のクリスマスカラーを見ると心躍ります。


子供の頃のクリスマスは一大イベント。

ただ、記憶が曖昧。年度や時間が前後しているかも知れません。

まず、実家の山から切り出してもらったモミの木を、吹き抜けの玄関に飾ります。

高さ2メートル近くあるので、てっぺんの星は父が高い踏み台でつけてくれました。

私達は、サンタやベル、Jの形のキャンデー飾り、金色のリボンやモールを飾りつけます。

クリスマスケーキは、自由が丘のモンブランから届きました。

シンプルで色も三色程度に統一され、上にサンタやトナカイの砂糖菓子が載っているの。

子供心に東京のケーキは、なんてセンスがよくて素敵なんだろうって思いました。

デコレーションもお味もまだ覚えてる。上品な甘さ・・・まだあるかしら、モンブラン。

東郷清二も、あの包み紙で覚えたんだっけ。

ケーキが手作りの時は、子供達がデコレーション担当。

これはこれで、姉妹で生クリーム絞ってアラザンふったり、苺を飾ったりして楽しかったな。

修道院からもクリスマスのパンやニックナックが届きます。

お料理は母が腕をふるって作ってくれました。

食事の後は居間に集まって、父のお気に入りのレコードをかけ、クリスマスソングの流れる中

家族でプレゼントの交換でした。サンタのお菓子ブーツもお約束(笑

我々はこの日に祖父からお金をいただくのでお年玉なし。

子供なので、お年玉の方がいいなって思ってた。もらえば同じなのにね。

初めてのサンタさんからのプレゼントは、赤い表紙に外人の女の子が載ってる雑誌のマーガレット。

明け方4時頃起きた私の枕元においてあり、興奮して両親を起したのは言うまでもありません。

5歳くらいだったかな、漫画というものを知った日でした(笑


よそ行きのワンピースとコートを着て、ベレーをかぶってイブのミサにも毎年行きました。

夜の教会はそれだけでいつもと違う雰囲気です。

教会の、厩の聖家族の飾り付けが大好きでたまりませんでした。

きれいなマリア様とヨゼフ様、飼い葉おけのイエズス様。ベツレヘムの星に導かれる三賢者。

あかりが灯って、それは印象的でした。

クリスマスの聖歌も厳かに聞こえ、何といっても子供なので

ミサの後にいただけるツリーやサンタの靴をかたどったクッキーが楽しみでした。

帰りに寄る洋食屋さんでも、クリスマスにはプレゼントをいただいて。

雪の中の帰り道、暖かい車の中で私達は何の心配もなくうつらうつら。

くぐもって聞こえる規則正しいエンジン音。父の運転で守られているという安心さ。

愛が満ちた時間でした。

その頃はそれが普通と思っていましたが、今思うとなんて幸せな子供時代だったんだろう。

贅沢していたわけではないのです。今と違って、ハレとケがはっきりしていた。

だから、非日常をことこん楽しめたような気がします。

改めて両親や祖父母に感謝します。











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最終更新日  November 25, 2006 08:02:14 PM
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