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カテゴリ:料理・パン
工房を作るにあたって、どの程度の道具を揃えるか考えました。
厨房機器を扱う業者さんに相談したところ私の熱意にほだされ!? さらにパン製造機器を専門に扱う業者さんを紹介していただきました。 ところがカタログに並ぶ機械の値段が半端じゃない。 100万以下なら安く感じてしまうほど。 さらに、このような器具を揃えると、家庭用のアンペアは使えない。 私は、製パンを専門学校で学んだり、パン屋で修行したわけではないので 専門機器をそろえたところですぐには使いこなせない。 自分一人で焼くので、一回に焼ける数は限られる。 販路を考えると、大量生産する意味はなさそうだし、金銭的な余裕もない。 私のアシスタントは、キッチンリフォームして教室のオーブンとパン捏ね器で あっという間に移動パン屋を始めました。 先輩講師も、産直でケーキを販売してるけど、そんなに大掛かりだとは聞いてない。 甲府にいた時にケーキや料理でオウチカフェしてた方の厨房も それほど大げさではなかったな。 友人のケーキの先生が、キッチンをリフォームし焼き菓子販売していると聞き そこにも見学に行ってきました。 それはそれは素敵なお家にうっとり。 でも、工房自体は小さなスペースで、やはり業務用の大きな機器はありませんでした。 このお宅を拝見したのが決め手となり、自分のできる範囲を考え まずは最低限のリフォームと道具でスタートする事にしました。 とは言え、保健所の施設基準は満たす必要があります。 リビングの壁を壊してキッチンを広くする。 教室で使っているガスオーブン2台と発酵器2台。パン捏ね器2台。 ステンレスの作業台は外せないので、購入。 2槽式の流し台に手洗い、ステンレスの棚やスチール書棚を揃えました。 全体用の換気扇を取り付け、照明器具も作業場用にシンプルな蛍光灯に変更。 ガス台置きの下には扉をつけ、材料収納庫に決めたところ 工務店さんがシャレたことをしてくれました。 隣に並ぶシステムキッチンが赤なので、この扉の色も赤に! これで統一感が出るはず。 そのほか細々した物は、すべて一人で仕事の合間に準備していきました。 こうして小さな小さな工房が作られていったのです。 ※画像を検索していたら・・・ガスオーブン、私が買ったよりずっと安い!(泣 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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