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テーマ:建築と解体と(157)
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私の実家で、いま一大プロジェクトが持ち上がっています。 私の家は、母屋が築150年(もしかするともっと?)の古民家です。 昔は呉服屋をしていたとのことで、2階もありますが 拭き抜けの商家造りで、広さ約100坪、しっかりした造りで 3月の地震にもびくともしませんでした。 毎年修理しながら大切に使ってきた母屋です。 ですが、さすがに直しても直してきりがない。 まるで、ザルに水を流すようなもの。リフォーム業者が泣いて喜ぶ家となっています。 床下を直すだけで1200万といわれ、さらに他の箇所も補修が必要ってのが決め手となって、 母屋を解体する事にしました。 立派な梁。 右上は、番傘置き場。吹き抜けの天井。 壊すのは本当に忍びない。 でも余りに補修にお金がかかりすぎるのです。 今後の事も視野に入れた家族会議の結果、 11月に解体、敷地内の両親の家を増築する事に決めました。 その間、仏壇と神棚は、同じ敷地内の私の家で預かる事に。 神主さんに御祓いしていただき、無事移動も済みました。 毎日とにかく母屋の物を捨てる、片付ける、しまうの連続。 近くに嫁いだ妹が毎日のように来てくれ、母を助けてくれています。 あんなに物であふれていた母屋がガランとしてしまって・・・ スッキリしたけど、いよいよお別れの日が近づいてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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