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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:世界観を広げた?!本
昨日、プロウィンドサーファーの飯島夏樹さんの「がんに生かされて」を読破した。凄く胸に染み入った。文章も一日で読めるほど読み易いので、
興味のある方は読まれたらいかがかな。私は何度か繰り返し読みたいと思う。 彼は、鬱病や心身症も患ったこともあったようで、また、彼の性格が 自分によく似ていて、いちいち彼の言葉に共感できた。 死を前にして、自然の美しさや、人に対する感謝、そして自分は生かされているという事実を深く感じとられていた。 ”自分はとても恵まれている”という一説があった。 奇麗事ばかり並べてもいなかった。彼の真の声も記載してあった。 余命宣告されても、彼は最後の最後まで生きる希望を捨てずに・・・ここでいう生きる希望とは、がんが治るとか、奇跡がおこるとかではなくて・・・彼の持っている全てで、感謝を深く感じながら、天命を全うされた。 あとがきを読んで、心と心がつながったように、彼のありがとうという言葉が私に自然と入っていった。 飯島夏樹さん、そしてご家族に、心からご冥福をお祈りいたします。 私は、今はあんまり頑張ってはいけないけど、でも頑張りたいと、思わせる本、いや、夏樹さんの存在です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月16日 11時51分42秒
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